【クズ活のすすめ】パイナップルはここまで使う!

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今回のクズ活のすすめは、パイナップルの有効活用についてです。

 

パイナップルといえば夏の果物、、ではもうありません。今は年中手に入りますから。完熟パインが特売になったら買い!…だけど困ったことが2つ。

 

1.丸ごと買うと、カットするのが大変!

2.ゴミがたくさん出てイヤ、それにもったいない!

 

いや実に65%がゴミになるんですよ!しかも一番美味しい所も捨ててる。

でも、いくつか知っておけば、安い時に躊躇なく買って楽しめるんですよ。

 

買う時のポイント

まず、買うときのポイントです。必ず熟れたものを選びましょう。

安くても、熟していないパイナップルは買ってはダメです。パイナップルは収穫した時点で熟すのが止まり、その後は追熟しないからです。完熟パインとか甘い!とか能書きが書いてあるのがいいですね。

 

■ 参考

追熟しない果物の例:イチゴ、リンゴ、ブドウ、ビワ、スイカ、日本ナシ

追熟する果物の例:バナナ、キウイ、メロン、カキ、パパイヤ、マンゴー、モモ、グレープフルーツ、ミカン、洋ナシ

 

もう一つ必ずすることがあります。

お尻の臭いを嗅ぐ

熟れているパイナップルは、お尻から強烈に甘い香りがします。何かエロい~

 

買ったら葉の部分をねじり取り、逆さまにして一晩置いておきます。お尻に集中する甘味が全体に行き渡ります。

 

切り方

パイナップルは上手く切れば、これまでゴミだった所も美味しく食べられます。

 

まず、上下とサイドの皮を薄くカットします。 甘いのは外側なので、できるだけ食べれるようにします。

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こんな感じで茶色のボツボツが残ってます。

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実はこのボツボツ、斜めに規則的に並んでいます。なので、その線にそってV字に切り込みを入れて、ボツボツの部分だけを除いていきます。

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ボツボツを取り終わったところ。取り除いたボツボツは捨てずにとっておきます。

このボツボツ周りが甘くて美味しいんですからね!

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あとはお好きにカット。例えば8等分して、、

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芯を切り取って、、(芯も捨てないでね

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一口大にカット。

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左がカットしたパイナップル。そのままいただきます。

中央が、取り除いたボツボツと芯です。後で使います。

右の皮だけがゴミとなります。思ったより少ないでしょう?

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ボツボツと芯がこんなに美味しくなる!

茶色のボツボツがある辺りは美味しいのですが、ボツボツがじゃま。芯はそのままでは固いし渋いしで食べられません。そこで、加熱してミキサーでペーストにすることで、美味しく色々と使えるように変貌します。

 

作る時に大惨事にならないためのポイントです。

 

ポイント① 電子レンジを使う

鍋で作ると、なべ底が焦げやすいから常にかき混ぜてなくちゃいけません。更に、混ぜている手に熱々のパイナップルミサイルが飛んできて熱いんですよ。ただし、鍋の方が水分が飛んでジャムっぽくなるので、その食感がよければ鍋もありかと。

 

耐熱容器に軽く蓋をして、電子レンジで加熱しましょう。少し細かめにカットして透明になるまで加熱します。

 

ポイント② 加熱してからペーストにする

順番を逆にすると大惨事になりかねません。ペーストにしてから加熱すると、加熱中にパイナップルミサイルが飛びまくります。それが熱くて熱くて💦

 

ポイント③ 砂糖を入れる時のポイント

瓶で常温保存したければ、保存用に砂糖を加えることになります。だから作る前にパインの重さを計っておきましょう(今回は240g)。最近よしまるは砂糖を使わないようにしてますが、熟れていれば十分甘くて美味しいです。

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砂糖は、果肉の1/3以上の重さを加えます(今回は240g÷3=80g)。

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砂糖は加熱の途中で加えます。必ず蓋をして。鍋で作る時はなべ底が焦げないように常に混ぜなきゃいけないので、飛び散り火傷に十分注意してください。

 

電子レンジの時は、常時中を観察して、途中溢れそうになったら止めて、また加熱して、を繰り返します。

 

 

最後に、ミキサーで粉砕します。多少果肉が残ってもいいと思います。

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出来上がりのジャムです。

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おすすめの楽しみ方

王道はやっぱりジャムです。

パンにつけてもいいし、スムージーとしてほうれん草と合わせてもいいです。

ヨーグルトにトッピングしても美味しいです。

 

おかずにも大活躍します。よしまるが大好きなソース2種を紹介します。

 

1つめは、ポークソテーのソース。

ソテーした肉を取り出したフライパンに(肉の旨味油が残ってます)、ジャムに、ケチャップ、ウスターソース、ワインを入れて、ひと煮立ちさせて出来上がりです。お肉の上からかけると、むちゃくちゃ美味しいです!

 

2つ目はハンバーグソース。

ハンバーグ焼いて取り出したフライパンに(ハンバーグの旨味)、ジャム、みりん、醤油を入れてひと煮立ちさせて出来上がりです。こちらもむちゃくちゃ美味しいです!

 

まとめ

いかがでしたか?

 

パイナップルの65%がゴミで捨てていましたが、工夫次第で可食部を多く取ることができます。そこがまた美味しくて、ジャムやソースにして最大限活用できます。ゴミも減っていいことづくめです。

 

斜めカットも慣れるとあっという間にできるようになりますよ。

完熟の甘いものを選べば、砂糖も必要ありません。

年中楽しめるパイナップル、余すところなく味わってくださいませ。