今回のクズ活のすすめは、パイナップルの有効活用についてです。
パイナップルといえば夏の果物、、ではもうありません。
今は年中手に入りますから。完熟パインが特売になったら買いです!
まず、買うときのポイントです。
安くても、熟していないパイナップルは買ってはダメですよ。パイナップルは、収穫した時点で熟すのが止まり、その後は追熟しないからです。完熟パインとか甘い!とか書いてあるもの、お尻から強烈に甘い香りがするものを選んで買いましょう。
追熟しない果物の例:イチゴ、リンゴ、ブドウ、ビワ、スイカ、日本ナシ
追熟する果物の例:バナナ、キウイ、メロン、カキ、パパイヤ、マンゴー、モモ、グレープフルーツ、ミカン、洋ナシ
続いてカット。
パイナップルは上手く切れば、これまで食べられないからと生ゴミになっていた部分も、美味しく食べられます。
今回は子供への備忘も兼ねて書き記しておきます。
切り方
まず、上下とサイドの皮を薄くカットします。
こんな感じで茶色のボツボツが残ってます。
実はこのボツボツ、斜めに並んでいるんです。なので、その線にそってV字に切り込みを入れてボツボツを除いていきます。
ボツボツを取り終わったところ。取り除いたボツボツは捨てずにとっておきます。
このボツボツ周りが甘くて美味しいんですよ。
あとは、お好きにカットしてください。例えば8等分して、、
芯を切り取って、、(芯も捨てないでね)
カットして、、
左がカットしたパイナップル。そのままいただきます。
中央が、取り除いたボツボツと芯です。後で使います。
右の皮だけがゴミとなります。思ったより少なくて済むでしょう?
ボツボツと芯も美味しく食べられる!
茶色のボツボツがある辺りは美味しいのですが、ボツボツがじゃま。
芯はそのままでは固いし渋いしで、食べられません。
だったらミキサーで砕いて、加熱しちゃえば、美味しいジャムになります!
ボツボツと芯の重さを計っておきます。(今回は240g)
ミキサーで粉砕します。多少果肉が残る位がいいと思います。
果肉の1/3の重さの砂糖を計って、、(今回は240g÷3=80g)
果肉と砂糖を耐熱容器に入れて、軽く混ぜたら、電子レンジでチンします。
注意
レンジの中を観察していてください。途中、溢れそうになったら止めて、また加熱して、を繰り返していきます。
鍋での加熱はおすすめしません。なべ底が焦げやすいので常にかき混ぜなくちゃいけないのに、混ぜている手に熱々のパイナップルが飛んできて辛いです。
出来上がりのジャムです。
パンにつけてもいいし、スムージーとしてほうれん草と合わせてもいいです。
おススメは、ポークソテーのソース。これ、いい仕事してくれます。
ソテーした肉を取り出したフライパンに、ジャムにケチャップとウスターソースを入れてひと煮立ちさせて、お肉の上からかけてあげましょう!ムチャ美味しです。
まとめ
パイナップルは、完熟の甘いものを選びましょう。
また、外側の固い部分以外は工夫次第で可食部を多く切り取ることができます。
これまでクズとして捨てていた部分も、ジャムやソースにして最大限活用できます。
結果、捨てる量が少しで済むし、いいことづくめです。
斜めカットも慣れるとあっという間にできますからね!
年中楽しめるパイナップル、余すところなく味わってくださいませ。