コロナになってから早8カ月ぶりに、フィットネスジムに行ってきました。
以前は週2ペースで通って、中年の割に(自称)引き締まったボディだったのに、8カ月で増えた体重はちょっとの食事制限ではビクともしなくなり、さすがにこれはまずいぞ、と。
一人トレーニングが続かないので専らスタジオですが、週末に軽く再開したら、いきなり筋肉痛が何日も続いて、やっと本腰を入れる決心がつきました。
そこで2回目はいきなり負荷を上げ、そしたら案の定、ボクササイズ中に足がツリました! 予感はあったのに、元を取らねばという思いに走った悲しい結末です。
インストラクターからも、あなたの脳内は「できてた頃の私」でも、現実は「別人」なんですから加減してくださいよっ!と言われました。
翌朝。
痛みでベッドから起きられず、朝のトイレも一苦労。久々の女子ランチでも、笑うたびに痛くて~!
明けて今日は痛みが更に増して、とうとう呼吸に支障が。やむなく仕事をお休みしました。実は以前も筋肉痛で休みました。でもそれが理由では恥ずかしいので、今回も体調不良です。うっ、嘘はついていません!
脳は筋肉痛じゃないので、せっかくの休みだし、何かしたいのですが、何もかも辛くて寝ていました。正直、寝る姿勢も辛いです。
こうなったら市販のボルタレンでは埒があかん、と、息子が病院で貰ったスミルを塗りまくりましたが改善しません。
大丈夫かしら?とだんだん不安になったとき、ふと過去の経験を思い出しました。
痛み止めを飲んだ方が治りが早い
1年前、突然、原因不明の背中痛になりました。
ジム通いをやめても良くならず、整体でも治らず、整形外科でレントゲンみてもらっても異常なしで、湿布と痛み止めを処方されました。
でも私はこの薬を、お医者さんが原因不明な時にとりあえず処方する「気持ち薬」だと思って、湿布をたまに貼っただけで、痛み止めを飲みませんでした。
痛みが増していくので、もしや内臓の病気では?と、今度は内科に行きました。すると、痛み止めを飲むよう言われました。
「痛み止めって痛みを感じなくするだけで、治る訳じゃないでしょう? 痛み止めを飲むと、治ったと錯覚しちゃいそうなので、なるべく飲まないようにしています」
と言うと、「私は内科医なんですけどね、経験上、炎症や神経痛などは、痛みを感じなくすることで、治りが早まることが多いんですよ。」と言われました。
どうやら脳は、痛い場所に過敏な反応をすることがあるそうで、ちょっと動いただけで過敏に痛い!と感じて症状を悪化させてしまうことがあるのだとか。
時には「そこ、痛くないよ!」と自分を騙すことが大事なようです。
そういえば。 苦い思い出が蘇ります。
大きな虫歯を削った後、病院がお休みで週末ずっと痛みをこらえて月曜日に通院したら、週末中に歯の神経が痛みに耐えられずに死んでしまったと告げられました。
早速、湿布と痛み止めを欠かさず続けたところ、痛みがどんどん引いていきました。
この経験があってから、私の「痛み止め」の認識はガラッと変わりました。
辛さに耐えることが美徳ってわけじゃない
薬って、薬でもあって毒でもあると言われるので、なるべく使わない方がいいと思い込んでいました。
痛くてもなるべく自然の状態で耐えて治す方が体にいいと、思い込んでました。
でも、痛みのメカニズムって複雑なんですね。
薬に頼って、痛みを和らげた方が、結果として早く治るなんて。
神経って神経質だなぁ。エヘ、ダジャレてしまいました。
今日から早速ロキソニンを飲み始めました。
辛いとき あってよかった ロキソニン
病院で処方してもらう時は多めにお願いしましょう。
週末に少しでも治して、月曜から仕事できますように。