秋冬に収穫が終わったベランダ野菜の中で、寒さに耐えかねて枯れてしまうものがあります。それを1年草っていうんだけどね。
菊芋は収穫した後、葉茎を乾燥させてお茶にするけど、全身食べれる野菜ってそんなにありません。だから、収穫が終わったら刈り込みます。
結構大量なので、捨てちゃえって思うかもしれません。でも、暫くすると乾燥して少なくなります。だから少し待ちましょう。よしまるは、刈り込んだ先から大袋に詰めていってます。中には、土が取り切れない根っこも入っています。
細い茎や葉はマルチとして使える
細い茎は、藁のように、マルチとして使えて重宝します。温かくなれば土に返るし、使い勝手よきです。
葉は腐葉土に
葉もマルチに使えますが、大きいものは経験上、表土にへばりついて、土の呼吸の妨げになりやすいので、使うなら粗く砕いてから使のがいいです。
腐葉土にするのも手です。
ただ、作るのが手間なのでよしまるはやりません。コンポストの生ゴミ堆肥があるから、堆肥としての腐葉土は要らないのです。でも、柔らかな保湿剤としては欲しいので、袋の底でほぼ腐葉土化した葉を、手モミして土に混ぜ込んでいます。
まっすぐな固い茎は支えに
柔らかい葉茎は使いやすいのですが、ミニトマトや紫蘇の茎って太くて固くて、マルチには不向きです。
しかーし!捨てませんよ。
ピーマンや紫蘇の主茎は、まっすぐで固くて丈夫。シシトウや小さな花株の支えに使います。枯れ茎なので、色味が目立たずよいのです。数本を束にして支柱を作ります。
固くて曲がった茎は、草木灰にする
トマトの茎などは、乾燥したら燃やして灰にします。今回は、燻製器の下部を使って燃やしました。炎が大きくなって少しビビったよしまる(-_-;)
夫がやって来ました。何かと思ったら、窓を開けていたら煙が入ってきたという苦情でした。しまった、言っておくの忘れた💦
できあがり。これを、草木灰 といいます。
焼き畑農業って聞いたことありませんか?昔から用いられてきた農法で、作物を栽培した後に農地を焼き払って地力を回復させます。その原理と同じです。
草木灰は文字通り、草木を燃やした後の灰で、市販もされています。
灰にする植物によって差はありますが、概ね、3大肥料の1つ、カリウムが、水溶性の状態で多く含まれるので、即効性のある肥料として使えます。
苦土石灰と同様にアルカリの土壌改良剤でもありますが、苦土石灰のように土を固くしないので、使いやすいです。
よしまるはこの時期、草木灰でプランターの土を再生しています。以前は苦土石灰を買っていましたが、ジャマだし、必要な時に灰を作れる草木灰に切り替えました。
とまぁこんな感じで、自然で作ったものは、捨てるものがないと思っています。だからゴミになりません。そこは私達の工夫次第。いっぱい工夫して、楽しみましょう!