自分だけのオリジナル茶葉で淹れるアールグレイで、優雅なひとときを満喫

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通りすがりの食材店で、アールグレイ紅茶が目に留まりました。

そういえば、茶葉を切らしたことを思い出しました。

 

紅茶クッキーに入れる茶葉はアールグレイに限ります。常飲はしないけどたまに恋しくなる味。買って帰ろうかな~? 一瞬手を伸ばしかけましたが、ふと、アールグレイはベルガモット精油で香りづけすることを思い出しました。

 

自分で作れたら素敵じゃない?

そう思って一旦引き下がりました。

 

アールグレイ紅茶の効能

飲みたくなったということは、今私の体が欲しているのでしょうか?

マリアージュのアールグレイプレミアム

 

そう、ひどい花粉症なのです。鼻水、くしゃみ、目のかゆみ・・・。目覚めてから眠るまで止まりません。もしやアールグレイは花粉症によいのでは!? 調べてみると、確かに良いみたいです。

 

それどころか、喉の調子を整える、リラックス効果、消化を助ける(下痢や胃もたれ)、冷え性の緩和、抗菌作用(大腸菌にも効く)、心臓病予防、とでるわでるわ!

この辛さが少しでも救われるなら…しばらく飲んでみようかな。

 

アールグレイ紅茶は家で作れます

アールグレイ茶葉は、柑橘系のベルガモットの精油を噴霧して香りづけして作るものです。うちにある精油で作れないか調べたところ、臨床ハーバリスト、タッシュさんが紹介していました。

 

作り方は簡単ですが、大事な注意があります。口に入れるものですから、精油は食品添加物と書かれた安全なものを使いましょう。それから自己責任でお願いします。

 

よしまるが作ることに踏み切った理由は、ベルガモット精油が圧搾法で採取される点が大きいです。精油も、生活の木などいくつかの取り扱い店に確認した上で選びました。

 

材料:

紅茶の茶葉:1カップ

茶葉が入るガラス瓶:1個(少し余裕もって)

ベルガモット精油:5滴~(強いフレーバーが好みなら20滴まで)

よしまるは20滴入れました。

 

作り方:

ガラス瓶に精油を入れて、ビンの側面にコーティングするように均一に精油を回します。

その中に茶葉を入れて蓋をし、茶葉に精油が均一に付くようによく振ります。

そのまま蓋をしたまま3日間寝かせてできあがりです。

 

私は半量で作りました。精油は香りを確かめながら3滴入れました。

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待ちどおしい3日間を過ごして、早速淹れてみました。

 

自分で作った感動も加わってか、いい香りです!

精油を控えめにしたからでしょうか、市販物にあるパンチはなく、やさしく上品な香り。もう少し精油を入れても良かったかな。心地いいひとときです。

 

フレーバーは時間が経つと弱くなるので、半年を目安に使いましょう!とあったので、しばらくするともっと弱くなるかもしれませんが、これだけ飲みやすいとあっという間になくなってしまいそう。

 

こぶみかんの葉で代用できる?

タイ料理に欠かせないこぶみかん。ライムリーフとも呼ばれます。

かつてアジアに入植した人々が、香りが似ているこぶみかんを代用してアールグレイを作ったそうです。別のサイトにこの葉を使う方法も紹介されていました。

 

フフ、実はベランダで栽培しているのですよ。3回冬を越して株も丈夫になりました。やっぱり生葉の風味は格別で、トムヤンクンやカレーを作るのに重宝しています。

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紹介されていた使い方は簡単。いつもの紅茶の茶葉と数枚のこぶみかんの葉をちぎって入れるだけです。早速試してみました。

 

香りはやっぱりこぶみかんですね。。ベルガモットとは違うかな。むしろレモンユーカリが近い印象です。でもこれはこれで美味しいです!

 

一杯でいいんだけど~、という時は、亜流ですが、カップに注いだ紅茶に葉を1枚ちぎり入れ、数十秒レンジでチンすれば、ちゃんと香りが立ちました。

カップに生葉が入っていると、それだけで贅沢な気分になれます。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

自宅に紅茶の茶葉があれば、色んなフレーバーのお茶を楽しむことができます。アップルティー、ミントティー、シナモンティー。家にあるもので、その日の気分でフレーバーを変えて楽しめるのが、紅茶のいいところです。

 

そして今回お伝えしたアールグレイ。まさか自分で作れるとは知りませんでした。

それはとてもやさしい香り。。

 

アールグレイって、たまに飲みたい程度なので、大量には要らないんですが、紅茶クッキーにはアールグレイが最高に合いますしね~。そんなときは、使う分だけ作れるのもいいですね。タッシュさんは色んな茶葉を試してオリジナルを追求しているそうです。

 

ちなみに、アールは「伯爵」、アールグレイは「グレイ伯爵」という意味です。1830~1834年にイギリスの首相を務めた第二代グレイ伯爵、チャールズ・グレイにちなんで名づけられた説が有力だそうです。

 

他にも諸説あり、中国に派遣されたイギリス外交使節団が、中国人外交官の危機を救い、お礼に贈られたお茶を外交官グレイ伯爵が本国に持ち帰り、首相が大変気に入って、、、イギリスの紅茶商が独自に研究を重ねてできたのがアールグレイだとか。

 

歴史に思いを馳せながら、オリジナルの一杯を楽しんでみてはいかがでしょう?

紅茶と一緒にクッキーもどうぞ。