家で仕事をしていると、無性に外に出かけたくなることがあります。
街にはオシャレなカフェがたくさんあって、吸い寄せられるように中に入ると、ソファで語らう人、一服するサラリーマン、読書したりノートパソコンしたり、色んな人がいて何だかホッとします。どこも空席を見つけるのが大変な盛況ぶりです。
今回は、このコーヒー代についてのお話です。
- コーヒー代にいくら使ってる?
- コーヒー代を投資すると、どれだけ貯まるか?
- 自分で淹れたコーヒーはおいくら?
- カフェ断ちは難しい!
- なぜカフェに行くのか?
- コーヒーを買わなくて済む方法
- コーヒー代節約、脱カフェのすすめ
コーヒー代にいくら使ってる?
そう聞かれても、即答できる人ってまずいませんよね。一杯はさほどの金額じゃないし、無意識に買ってしまうコーヒー。実は相当なお金を使っているんです。
例えば、
仕事日に毎日 1杯、スタバで 300円 使うと 月6,000円。一日3杯で 月18,000 円 。
光熱費や通信費相当なら家計簿の項目にランクインする大物のはず… なのにガン無視されて可哀そう。しかも、電気代は冷蔵庫やエアコンなど長時間使い続けてこの値段。1日数回のコーヒーがこれと同じと思うと、随分高い気がします。
それが塵も積もると…、毎日1杯でも1年で 72,000円、10年で 72万円、30年で 216万円。自動車が買えちゃいます。1日2杯、3杯飲む人はその何倍も。
コーヒー代を投資すると、どれだけ貯まるか?
もしこのコーヒー代を投資で増やせたらどうでしょう?
おおぅ! 数字でみると現実味がありますね。
投資して複利で増やせれば、ただの塵(コーヒー代)が大きく積もります。
自分で淹れたコーヒーはおいくら?
こんなに増えるならいっちょ節約してみようか!と思ったあなた、なにもコーヒー断ちする必要はありません。自分でコーヒーを淹れて外出先に持っていけばいいのです。
今は卸店がネット直販しているので、良質のコーヒー豆が安く手に入ります。
例えば、私が愛用しているのは澤井珈琲です。
2kg(200 杯分) 3,000 円 で、専門店の極上の豆、こだわり焙煎の豆が買えます。
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コーヒーも安くなったもんです。フィルター代を入れても
極上珈琲が 一杯 20 円でおつり がきます。
お店ごとに豆の特徴や焙煎方法が違うので、飲み比べして自分に合う店を探すのもいいでしょう。
よしまる的には、家で淹れると自分好みの味にできるし、自称マイスターにレベルアップできるし、何よりお湯を注いでる時間と香りが好きです。
余談ですが、コーヒーには発ガン性成分と抗ガン成分が両方入っています。おすすめの淹れ方をこちらに紹介しています。家で淹れるとこういうケアもできます。
淹れるのが面倒な人は、コーヒーメーカーを使えばいいでしょう。
数千円の安い機種から、最近は豆と水をセットすれば、後は全自動で、豆挽き、水のカルキを抜き、コーヒーを抽出、保温までこなしてくれるものまであります。
私はフィルター派ですが、同僚の一押しはこちらのパナソニック製で、淹れる過程でミルを洗浄するから洗う手間がかからないとか。味もよく評判もいいみたい。少し高めですが、それでも、カフェ代と比べれば4か月で元がとれます。
カフェ断ちは難しい!
じゃぁ早速明日からコーヒー作って携帯しよう~!と思っても、シュッシュッ(人差し指を振っている)、そんなに甘くありません。ある日ふと「たまには」とカフェに入ると、それが次の「まぁいいか」を呼び、気が付くとまた逆戻り。禁煙やダイエットでもあるあるですよね。
実は、『一杯のコーヒー』を節約するのは、禁煙やダイエットより難しい んです。
なぜカフェに行くのか?
それは人がそもそもカフェに行く目的に関係しています。
純粋に専門店の美味しいコーヒーを飲みたい モーニング食べたい 歩き疲れて休みたい 読書 勉強 考え事・瞑想 仕事 友人との会話 娯楽(ネット、ゲーム、動画鑑賞)…
コーヒーをテイクアウトする目的は、
喉を潤したい 眠気覚まし 体温調節…
なぁんだ、カフェじゃなくてもできることばかり、って思いますよね?
でもそんなに単純じゃない。
多くの人がカフェに行くのは「コーヒーを飲む」目的ではなく「コーヒーを飲みながら、〇〇するため」なんです。〇〇は人それぞれの目的。読書のため、勉強のため、仕事のため、休むため…。
その環境が「カフェにある」から行くんです。むしろ環境にお金を払っているといっても過言ではありません。家でもできるのにカフェに行くのは、カフェが家よりも適した環境だからでしょう?
脱カフェするなら同等以上の環境を、別の方法で用意しなくてはいけません。でないと結局カフェにUターンです。
コーヒーを買わなくて済む方法
ということで、「〇〇のために、カフェと同等以上の環境」を用意しましょう。
例えば、読書、勉強、仕事 の環境として、自宅や仕事場を以下のようなスペースに変えてみましょう。例えば、カフェにあって家にないものを用意します。
・集中できる物のない空間、人から干渉されないプライベートな空間
・居心地のよいおしゃれな空間、すわりやすいソファ、照明の明るさを落とす
・街の喧騒の代わりに、集中を妨げないBGMを流す
カフェの内装を参考にするのも一手です。
カフェに仕事や勉強をしに行くのは、そこに集中している同類がいて刺激になるからという人は、
・図書館に通う
・カフェの外(隣)で仕事をする
という方法があります。
コーヒー代節約、脱カフェのすすめ
いかがですか?
カフェを否定するつもりは毛頭ありません。その良さがあり、必要とする人がいます。
でも、少しでもお金を増やすことを考えるなら、日頃通っていたカフェ、コーヒー代を節約する、それを投資にまわすだけで、大きな資産形成につながります。
続けるために、今日一日外でカフェを利用しなかったら300円を貯金箱に入れるのも手です。ご褒美に100円のスイーツを自分に買ってあげるのもいいかも。
一定額貯まったら投資にまわし、「節約投資」とでも名付けて増えるのを楽しむのも、長続きのコツだと思います。
「今月はコーヒー代が〇〇円節約できました」とメッセージを下さっても構いません。それが継続につながればステキです。
自宅でカフェマスターになりながら、大きく資産形成しましょう!