金剛山に登った帰り、道の駅かなんで、季節はずれのいちじくを買いました。
形が不揃いなだけで、こんなに入って200円となー!
普通にしっかりしています。ムフフ❤ ドライフルーツ作ろぅーと!
いちじく豆知識
なんと!
人類が栽培を始めた最古の木の一つ
聖書、コーラン、ローマ建国神話に登場するいちじくは、アダムとイブが食べていたとか、彼らが恥ずかしくて身体を覆ったのが、イチジクの葉だったとか。
。。なんか笑えます。
とにかく強い木で、水はけと日当たりがあれば、かなり過酷な環境でも育つそうです。寒さに弱いというけど、我が家で何年も越冬してたくらいの耐性はあります。
昔、栽培しようか考えていたとき、家の周りに植えるな、縁起が悪い。って記事を読みました。旺盛に根を張るので、家屋が傾くからだそうです。
そうそう、ドライイチジクといえば、イラン産が有名ですよね。白いから漂白してるのかしら?と思っていたら、そういう品種だそうです。
こういう豆知識を知ると、目の前のいちじくから色んな想像が膨らんで、楽しく、味わい深くなりますね~♬
栄養が豊富
いちじくは、不老長寿の果物と言われるほど、栄養豊富です。鉄、カルシウム、ミネラル、リン、カリウム、食物繊維、女性にうれしい成分もたくさん。
・ベストアルデヒドが豊富、癌予防に効果あり
・女性ホルモンが豊富、更年期障害予防に効果あり
・たんぱく質分解酵素が豊富、肉の消化を助けてくれる
こんなに入って低カロリー、なのに甘いくて美味しいときた!
どうだぃ?買った買ったぁー(笑)
当然、皮ごと
そして皮!これを食べない手もありません。
アントシアニン(ポリフェノール)が豊富。それに、他の果物の皮と違って、いちじくの皮は柔らかくて、灰汁もないから、食べやすいのです。
唯一の難点は剥きづらいこと。だったら剥かずに食べちゃいましょう!
よしまるは、生食、ジャム、ドライ、全て皮付きでいただきます。
ドライいちじく
さて、ようやくドライいちじくの話になります。
乾燥すればいいだけなので、方法は色々ですが、今回はオーブンを使いました。
1.固い突起部分だけ切り落として、1/4~1/6にカット。
写真右が、いちじく7個分の突起。これがゴミ(コンポスト行き)になります。
オーブン皿にクッキングシートを敷いて、並べたところ。
2.120℃のオーブンで60分、ひっくり返して30~60分。焦げない程度にね。
最初の60分でこんな感じ。
ひっくり返したところ。
3.セミドライの出来上がり!
ウマー!
甘みマシマシ、酸味マシマシ。香りマシマシ。生いちじくもいいけど、これは別物の美味しさです。市販のドライフルーツより、ずっと美味しいです。
一気に平らげてそうでしたが、せっかくなので、残りをさらに乾燥してみました。セミドライだと日持ちしなさそうなので、ドライでも美味しいなら、ありかなと。
すごい照りです。これがいちじくの持つ甘味。ドライにすると、より味が濃く、甘くなりました。
ところが、うーん。。歯にくっつきまくって食べづらいです。イラン産のは、そんなことないのになぁ。何が違うんだろう?
そのまま食べるなら柔らかい方がいいです。こっちは長期保存して、パンやお菓子に混ぜるときに、お酒で戻して使う感じでしょうか。
ちなみに今回、実験的に、レモン汁とワインに漬けたものも乾燥させてみましたが、際立って美味しさが増すわけでもなく…素のまま乾燥させればいいなと思いました。
ドライいちじく、ティータイムのおつまみに丁度良かったです。低カロリーだし❤ あとは、レーズンみたいにワインのお供にも合うと思います。お試しあれ~!