りんごの皮でキャラメリゼを作ったら、想像以上に美味しくて、一瞬で消えました。(ほとんど娘の胃袋に入った)
これからは、皮のためにりんご買おうって思ったほどです。備忘を兼ねて、作り方を紹介します。
皮は優秀
先日、こんな質問を受けました。
「よしまるさんは、〇〇(野菜)をどこまで食べますか?」
これまで捨てていた部位も、食べれるなら食べようって思ったそうです。
ステキじゃないですかぁ!
皮は一般的に、果肉より栄養価が高いです。それはりんごも同じ。
・食物繊維:1.5倍
・ビタミンC:1.6倍
・アントシアニン:皮にのみたっぷり❤
だから、できるだけ食べた方がいいし、実際食べると、中身より味が濃くて美味しかったりします。要は食べ方次第なのですね。
ほぼ丸ごと使えるので、こちらも参考にしてみてください。
作り方
■材料
りんごの皮:4個分
てんさい糖:大2(白砂糖でも可)
ワイン:大1
レモン汁:適量
ラム酒:少々(ブランデーでも可)
バター:小1
■ おすすめのりんご
酸味の強い品種
加熱調理すると味がぼけるので、欲を言えば、紅玉やジョナゴールドなど酸味が強い品種がおすすめです。
まぁでも、極論言えば、なんでもOKです。しなびて捨てようと思ってたもの、傷もので安くゲットしたものでも、十分美味しくなるのだから。
果物屋さんで、「酸味強いりんごありますか」と聞くと、「それならいいのがあるよ」って、今日も店主が、もってけドロボーッ的な勢いで、大量に安く譲ってくれました。少し痛んでるけど、味は店主のお墨付きだもの❤ 見た目は気にしマセーン!
■ 作り方
1.りんごの皮を、少し厚めに剥いて、一口大にカットします。
こちらは、串形に8等分して皮を剥き、その皮をさらに3等分したもの。
2.好みの酸味になるよう、レモン汁をかけて混ぜます。自分の口で味見してね。それをレンジでチンします(目安:600Wで2分)
白い果肉も赤く染まっていい感じ♬
3.フライパンに砂糖とワインを入れて中火にかけ、色づいたら火を止めます。
焦げないように注意。てんさい糖だから黒っぽいけど、上白糖の場合は、ここまで黒くしないこと。それは焦げた状態。
4.再び火をつけて、りんごの皮、バター、ラム酒を投入。カラメル液と混ぜます。
好みでシナモンパウダーかけました。
水分が飛ぶと、量が少なくなって、ショボーン。
5.乾燥器でパリパリにします。
完成!
ん?見た目が美味しそうじゃない? しょぼいカメラテクのせいです(笑)!
甘酸っぱくて、まるでりんごが丸ごと一片の皮に凝縮されて、口の中に広がる感じ。すごーく、すごーく、美味しいんだよ。
水を使わないジャム
「残った果肉」で、ジャムを作りました(笑)。
よしまるジャムのこだわりは、水を極力使わないこと。
果肉の風味豊かな果汁をベースに、不足分は、ワインやレモン汁で賄います。
あと、砂糖も極力ゼロ。
ジャムにすると甘さが凝縮されて、殆どの果物は砂糖なしで十分甘くなるから。甘味の不足分は、お酒やスパイスで補完します。
■材料
りんごの果肉:4個分(何個でもいい)
ワイン:適当
レモン汁:適当
■作り方
リンゴを適当にカットして、火にかけ、ひたすら混ぜるだけです。
時短したい時は、レンチンして加熱してから鍋に移しませう。
色がかわってきました。レモン汁を足しましょう!
水分が飛ぶと、鍋底が焦げやすくなるので、適宜ワインを入れながら混ぜ続けます。
生っぽい色の塊があったら、潰しながら、まんべんなく加熱します。
できあがり!
りんご4個でたったこれだけ。。翌朝のパンケーキで殆どなくなりました。
ゴミはこれだけ!
ご参考までに、今回のゴミがどれだけになったかというと?
種とヘタだけ。まさにピラニア一家(笑)!
画像右側の芯は、大量に見えて、りんごの大きさと比べると、実際はかなり小量です。これで4個分。コンポストでベランダ菜園の堆肥となります。
何かの本で読んだけど、世界の食糧の3/4は、食品残渣でポイされているそうな。
その多くは、キズモノで出荷されなかったり、余って廃棄されたり、私たちに届く前に捨てられているかもしれません。
でもこうやって、楽しく、美味しく、一人一人ができることだってある。
なにより、ゴミがない生活って、すごーく快適です。
面倒だから買うって選択もあるけど、こんな美味しいキャラメリゼ、どこにも売ってないもの。それに作る過程も楽しい!自分で作るスキルさえ身につければ、巷に幸せがゴロゴロしてるってもんです。よしまるは欲張りさんなのです。
世界中でエコだ、SDG'sだって叫ばれながら、私生活でゴミ垂れ流しって、なんか変って思うしね。これからもゴミゼロ生活を楽しもうと思います!
りんごの皮のキャラメリゼ、是非作ってみてください!