我が家は夏に大掃除…なのですが、今年は台風やらコロナ感染やらで、9月下旬となりました。よくみると(よくみなくても)汚ったねー床!特に台所と居間の間。相当黒ずんでます。そしてやはり、
忘れた…手順。
今年もまた手戻りしました。これ以上バカな真似はすまい、備忘じゃ備忘!
分割する、動線を確保する
我が家はマンションで、ALL、フルフラットなフローリング床です。一度にやりきりたいけど、そうはゆきません。最後に液体塗料を塗布する際、2時間以上乾燥します。その間立ち入り禁止区域となるからです。塗布の方向も、間違えると自分の逃げ道がなくなり、大変なことになります。
だから、場所を区切って、数日に分けて行います。なかでも台所とトイレ前は要注意。それらは週末に充て、基本はカフェなど外で過ごす覚悟で臨みます。
あとは、天気のよい日がおすすめです。
汚れを取る
我が家のフローリングは、分厚い幅広のメープル材。色も肌触りも大好きなので、長く気持ちよく使いたいから…お手入れは少し気を遣います。
思い入れもあるしね。実はDIYなの。材選び、調達、選別、柄合わせ、カット、金槌で釘打ちし続けたあの頃…。大変だったもの。
巷のネット情報では、食器用洗剤を薄めて磨きましょう~などとあるけど、同時に絶対NGとも書かれています。界面活性剤が木目に浸透して、木繊維がボロボロになるのは避けたいです。
そこで、ホームセンターで、白木フローリング専用の洗剤を購入し、一応常備しています。リンレイの白木専用洗剤。
だけど、汚れ落ちがイマイチなんだよね。
ネットのBefore→Afterって、どこまで信じられるんだろう?
落ち着いた先は、メラミンスポンジ&固く絞った濡れタオル で汚れを擦り落とす方法です。注意点は、メラミンスポンジは木目に沿って擦ること。間違うと変なスジがついてしまいます。柔らかく擦ってあげて、それを拭き取る、を繰り返します。
汚れの酷い場所はどうする?
殆どの床はこれでいけますが、台所と居間の間など、黒ずみが激しい場所は、汚れが木目に浸透してしまってて、表層を擦っでもどうしようもありません。
そんなときは止む無く、サンダーで削り取ります。
60番の布ヤスリをサンダーに取り付け、同じく木目に沿ってやさしく動かします。前回の塗料と脂汚れが混じって、ベトベトの塊が出てきます。それを再びサンダーで床面に擦り込まないよう、掃除機を併用して、出てきた先から吸い取ります。
作業風景
ここ、テクニック要るところね。。
仕上げに、濡れタオルで汚れを拭き取り、しっかり乾かします。
Point:作業は全て、木肌を手で触って感触を確かめながら行うのが大事。
塗料を塗る
続いて、防水の塗料を塗っていきます。
よしまるが使っているのはこちら。
大橋塗料:ワンダー水性1液型白木色(艶消し)
・塗る前と塗った後で色や表情がほぼ同じ
・木の呼吸を妨げず、調湿作用を損なわない
・防水効果がある(生活してれば必ず液体をこぼすから)
・臭いがない、超低VOCで体にやさしい
・JIS-A1321難燃1級試験合格品
生活する上で欲しい性能があり、且つ乾燥が速くて作業がしやすいので選びました。
一斗缶で買ってしまったから、全然減らない。。
こういうスポンジとバケツを用意します(ホームセンターに売ってる)
スポンジの塗料をしっかりしごくのに、バケツの網部分が役立ちます。
バケツには内側にセットする使い捨て容器が売られてます。これも必要です。
塗料は乾くと固まって水で落ちないので、余ったものを排水管に捨てるのはご法度です。なので、使い捨て容器ごと処分します。
塗料の浸透性が高いので、こぼすとやっかいです。ダンボールを敷いただけでは床までいってしまい、ダンボールがひっついてしまいます。45ℓのゴミ袋を敷いた上に、ダンボールや新聞紙をしっかり敷いて、その上で作業を行いましょう。
バケツに、塗料:水=8:2の割合で入れます。
よしまるは紙コップを使って、目分量で入れます。(コップは使い捨て)
塗布1回目
水と塗料をよく混ぜてから、スポンジコテの先端に小量吸わせます。吸わせ過ぎたらバケツの網でしごきます。足の踏み場を無くさない動線で、木目に沿って塗布していきます。ゆっくり、薄く且つまんべんなく、動きを止めないよう、塗っていきます。
2時間以上乾かします。
やすりがけ
320番のやすりでケバを取り、表面をなめらかにします。
終わったら、固く絞った濡れタオルで拭きとります。
塗布2回目
1回目と同様に行います。
2回の塗布があり、各2時間乾かすので、その間立ち入れません。
メーカーに確認したところ、利用頻度によるけど、塗り替えの目安は2~3年らしいですが、台所周りがあまりに黒ずむので、やむなく毎年やってます。水を垂らしてはじき具合でタイミングを計ってもよいと思います。
毎年だと大変なので、黒ずむ箇所にカーペットを敷こうと思います。本当は嫌だけど、仕方ありません💦でも、キレイに生まれ変わった床を歩くのは、気持ちがいいものです。