猛暑のライドで飲んだ ひやしあめ が美味しくて、おかわりしました!
ふぃぃ~💦、一気に体に沁み込んできて、生き返りましゅでしゅ~
ひやしあめって、大阪に来て初めて知りました。
スーパーで見かけて、なに?液体のあめ?
店員さんに「ひやしあめってなんですか?」と聞いたら、
面倒そうな顔で「ひやしあめです」とアシラワレタ思ひで…😿
知ってしまうとドハマり。
でも買うと高いので、自分で濃縮液を作り始めましたが、手間の割にあっという間になくなるし、生姜のカスを持て余すので、いつの頃からか、やめてしまいました。
でもやっぱり、夏になると無性に飲みたくなります。
今年はその辺りを工夫して、作ってみました。
ひやしあめの発祥
関西ではスーパーや自販機で普通に見かけますが、よしまるが育った中部や関東では、みかけませんでした。
ソウルフード?
ひやしあめは、江戸時代の大阪・心斎橋の屋台が発祥といわれます。当時は温かい「あめ湯」として売られ、明治時代に製氷技術が入ってからは、冷たい「ひやしあめ」として親しまれたようです。
中部や関東にも広まったものの、太平洋戦争により、被害の大きい関東圏を中心に、製造業者が廃業に追い込まれてゆき、再び関西圏に収束して今に至るようです。
作り方
昔ながらの材料は、生姜、麦芽水飴、水、の3つ。シンプルです。
麦芽水飴を使うと、とろみと飴色のコクがつくんだけど、これだけのために買うのも…。で、最近は砂糖のレシピも多く出回っています。中には、上白糖をザラメ糖や三温糖にして、色気を出したレシピもありますね(笑)。
さて、どんなレシピを作ろうかなぁ~、妄想タイム♬
思いつきで、みりんを使ってみました。
水を一切使わない、低GI値のレシピです。
■ 材料
新生姜:100g
みりん:200cc
てんさい糖:大4(36g)
■ 作り方
1.新生姜の先端の乾いた所や、表面の茶色い部分を、スプーンでそこだけこそげとります。
2.できるだけ薄くスライスします。よしまるはキャベツスライサーで♬
※繊維に沿って縦に切った方が、食感よく、切り口もきれいに仕上がります。
※本来はすりおろして絞り汁を使います。
3.鍋に生姜とてんさい糖を入れて混ぜ、30分以上置きます。
※今回は生姜の分量上、てんさい糖多めの配合にしています。
ジワジワと生姜汁が出てきました。
3.そこにみりんを入れて加熱し、15~20分沸騰させます。噴きこぼれに注意です。
生姜が透き通ってきました♬ 煎じ薬のようですなぁ(笑)。
4.火を止め、荒熱が取れたら、生姜を網ですくい取ります。生姜は上から押さえてエキスをしっかり取り出しましょう。
5.できあがり。
瓶詰して冷蔵庫で保管するか、さらに煮詰めて水気を飛ばして常温保管します。
まずはシンプルに水割りで。
くぅーっ、うんめぇ!
バリエーションいっぱい!
ひやしあめって、そのまま水割りや炭酸割りで美味しいですが、ジンジャーエールの素にも近い存在なので、そっち系も楽しめたりと、バリエーションが豊富です♬
美味しかったアレンジを紹介します。
レモン汁を入れて、爽やか~♬
紅茶割りも美味しい~♬
紅茶+レモン汁で、レモンティーのジンジャー風味もよきでした♬
そこに、シナモンとカルダモンを振ったら、より深い味でこれもイケました!
抹茶で割ってもよかったです♬
シロップと抹茶の粉を先に混ぜて、粉をしっかり溶かしてから薄めるのがコツです。
昨日コーヒーに入れてみたら、それも美味しかったです♬
かき氷のシロップにも使えるそうですよ~♬
残りカスも美味しい♬
昔作った時は、すりおろした生姜のカスをジャムとして、トーストに乗せて食べましたが、大量すぎて持て余しました。
今回スライスにしてみたら。。
みて、この透明な飴色~❤ 素敵なお茶請けになりました。
そのまま食べてウマウマ♬
止まらないので、少しずつ器に盛っていただかねば(笑)!
スライス状態だと、ジンジャーブレッドやクッキーに混ぜ込む時も、みじん切りして果肉感を出せるので、使い勝手がよさそうです。
コスパは?GI値は?効能は?
今回かかったお金を、一杯に換算すると、たったの16円でした。
お店で飲んだら400~500円するでしょ?スーパーで売ってるカタシモの濃縮瓶でも1杯120円位だから、激安です。
上白糖だともっと安いけど、我が家は上白糖を使いません😊 上白糖のGI値100に対して、このレシピは23!パチパチ~♬
美味しいだけじゃナーイ❤
生姜は加熱すると、ジンゲロールがショウガオールに変わります。体の内部を長く温める効能があるので、夏は水毒やクーラー冷えの改善、冬は風邪予防、その他諸々が期待できます♬
昔作った時は、面倒でしたが、スライスにしたから、すりおろす手間も、汁を絞る手間もなくなって、とても楽になりました。
その分、煮詰める時間を倍にしましたが、しっかりエキスも出てるし、みりんがいい意味で、甘酒のような風味を出してくれました。思いがけない発見!残りカスもいいおやつになったし…我ながらいいレシピができました!