いつも行く、あきんど商店街の果物屋さんで、しなびたリンゴを1かご100円で買ってきました、安!
『しなびちゃいるけどね、内から滲み出るワックスで艶々よ、まだイケるわ♥』
と訴えられた日にゃもう! お若い頃はさぞ美しかったことでしょう。熟年の魅力を堪能させてもらいますよ。
母によく作ってもらったリンゴの焼き菓子。生地を天板に流し広げるだけの簡単レシピから、今回はクッキーを、砂糖を使わずに焼いてみました。
甘さ控えめで、素朴な味です。柔らかリンゴと、ボロっとクッキーが合います。
砂糖不使用なのは、羅漢果糖を使ったからです。羅漢果糖は、砂糖の300~400倍の甘さを持ちながら、腸で吸収されずに排出されるからカロリーゼロ、糖質もゼロです。
できれば、加熱したリンゴやみりんを使いたいのですが、生地がビシャビシャになっては困るので、そういうときは、粉末タイプの糖分を使います。羅漢果糖ってこんな色しています。
作り方
■ 材料
りんご:中玉2個
レモン汁:適宜
卵:2個
薄力粉:150g
サラダ油:50cc
羅漢果糖:20g(なければ砂糖80gでも可)
■ 作り方
1.リンゴの皮を剥き、いちょう切りなどスライスして(混ぜると崩れるから形はテキトウでよし!)、レモン汁を振って、全体的に混ぜ絡めておきます。レモンは酸味と変色を防ぐ役割です。レモン汁は、ペロっと舐めて、好みの酸味に調節しましょ。
こうやって2等分して、芯だけくり抜けば、殆ど捨てる所はありません。よしまるは更に、種だけ取り除いた残りをチタタプして、コンポストに入れます。細かなことですが、食べ物を大事にしてるって、よしまるなりの感謝の表現です。
(ここでオーブンを180℃、35分に余熱セットします)
2.ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐしたら、羅漢果糖を加えて更に混ぜます。
羅漢果糖のせいで、グロテスクです。。
3.サラダ油を加えて混ぜると… 照りが加わって更にグロテスク💦
4.薄力粉をふるい入れて、粉が飛ばないようにサックリと混ぜます。ここで混ぜすぎに注意です。感覚的には、白い粉がちらほら見える程度でいいです。
5.リンゴを加えて混ぜます。
6.天板にクッキングシートを敷いて、生地を流し入れたら、なるべく広く、薄く、平らに延ばして、オーブンで焼きます。
7.表面にこんがり焼き色がついたら、オーブンから出して冷まし、包丁で切り分けたら完成です。
いい色ですねぇー、どれ、味の方はどうかな? と、パクパク。
息子が帰ってきました。『おっ美味そう』 言ってる間に完売。後でいいよと言った夫はチャンスを逃しました(笑)
紅茶葉やシナモンを混ぜるとまた違った美味しさになります。是非、好みの味を作ってみてください。