少し前、お年玉セールでOUTDOORのモコモコワンピを買いました。
コロナを機に洋服は3着で十分、と思うようになったよしまるですが、感動的な暖かさに衝動買い。ただ残念なことに、ベージュ色しかありませんでした。この高性能ワンピを少しでも長く着たいので、エプロンワンピを作りました。
ところでみなさん、洋服って簡単に作れることを知っていますか?
こだわらなければ1時間で1着位は作れます。何より布代がアホみたいに安い。私は子供服を殆ど買いませんでした。
今回のエプロンワンピも、どうせ汚れるんだし、余り布で作るんだから、雑でいいんです(と自分に言い聞かせ)。
ズボラーの作り方
洋服作りって極端な話、家にある似た服を型にして、複製すればいいんですよ。
前身頃と後ろ身頃に使う布2枚を半分に折って、その上に型に使うワンピース(同じく半分折り)を「わ」を揃えて重ねます。
縫い代を目分量で残して切ります。(襟ぐりと袖ぐりは1cm、他は2~3cm)
こんな感じのテキトーなので、ここまででものの数分です。
今回は家に余っていたバイアステープを袖ぐりに使います(なければジグザグミシンで折り返し縫いすればOK)。こういう曲線は必ずまち針をしてからミシンをかけるのがポイント。バイアステープの片側を表地と重ねてミシン。
縫い終わったところ
生地を裏返して、身頃の生地からバイアステープがはみ出ないようにしてまち針します。プロはここでアイロンをかけますが、ズボラーはそんなこといたしません。
ミシンをかけ終わったところ。
表に返しすとこんな感じ。バイアステープが見えないでしょう?
あと3か所の袖ぐりも同様に作ります。
続いて、肩を縫います。前身頃と後身頃を中表に合わせて縫い合わせます。
縫い代も目分量でGO!
切れ端は折り返し縫いでテキトーに隠す。
袖ぐりと同様に、襟ぐりもバイアステープをかけます。
残りは、脇下、裾の順番で、身頃を縫い合わせれば出来上がり。
出来上がりはこちらです。アイロンをしていないので畳みシワはご容赦を!
腰ヒモと肩フリルもつけました。ヒモを結ぶとこんな感じ。
実は、ヒモを付けたのは布巾をかけたかったから~!
いつでも手が拭けると家事するのにすっごく便利です。
まとめ
いかがでしたか?
実はこの布、子供が小さい頃にお昼寝布団用に作ったカバーをほどいたものです。可愛い柄なので捨てられず、箪笥の肥やしになっていましたが、思い出の布にもう一度活躍の機会ができて、ちょっぴり感慨深い。
洋服を作るには、型紙を入手したり、チャコペンで印をつけたり、アイロンかけたり、しつけをしたり… 大変だと思うでしょう? でも自分用だと割り切れば、これらの工程はぜ~んぶ省けます。
襟ぐりや袖ぐりなどの曲線だけは、まち針をしてから縫うことをおすすめしますが、ゴムパンなんかは曲線でもまち針も不要でさらに簡単です。
みなさんも、簡単な部屋着作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?