今月、SBI証券 と 住信SBIネット銀行 で口座を作り、ドルでの積立て預金と、NISAで積立のETFを購入し、10日が経ちました。
まぁここまでは、投資の環境を作った、スタート地点に立ったにすぎません。
ですがこのまま放置すると、NISA限度額である年120万円ずつ投資して、年利 3 %の運用で 5 年後に 641 万円になる想定です。
え?
600万円も積立てて5年も寝かせるのに、利益41万円ってなんか少なくないかね?月6,800円のために年120万円も払うのって、何か損してるような。。
投資そのものが銀行預金よりリスクを負うのに、それに見合わない気がします。
もっといい投資先はないものかと、米国株を中心に調べ始めました。
ところがここで道に迷いました。
価格変動はないが高配当の株か? 配当はないが景気に左右されず一定の価格上昇を見込める株か? 初期投資を増やすべきか、積立額を多くとるべきか、考え過ぎて、何も選べなくなってしまったのです。
例えば、現状を続けて月10万円ずつ投資して、年利3%で運用したとすると、10年後には元本が1200万円になり、利息合わせて1,380万円まで増えます。
もしこの1200万円を積立せずに最初から全額投資に回せば、10年後には 1,613万円になりますが、代わりに、為替リスクや価格の変動リスクを背負うことになります。
そもそも、年利3%で増やせるなんて誰も保障できないし、元本割れしちゃう可能性だってありますからね!
それでようやく、目標設定が大事だったと立ち返ったのです。。
目標が大きい程、大きなリスクを伴います。だから、目標と一緒に、どこまでのリスクを負うか(負えるか)の覚悟をする必要があるのです。
例えば、年利3%の運用で、10年後に600万円の利益を得ようとすれば、
・1200万円を初期投資する(この場合、大きな価格変動リスクを負います)
・月30万円ずつ積立投資する(この場合、3600万円も投資しなければなりません)
のいずれかを選ぶことになります。
リスクを負うかどうか? 今の自分の能力で可能なのか? といったことを、このように具体的な数字の目標に落とすことで、見つめることができるのです。
目標「資産運用で生活できるようになる」
ということで、暫定的ではありますが、よしまるも目標を作ってみました。
これからの時代、いつ仕事を失うかわかりません。それに仕事に縛られる人生もよいとはいえません。なので目標は、資産運用で生活できるようにする としました。
具体的には、今の私に必要な生活費は月10万円なので、年間120万円を資産運用の利益で得ることです。
何をすべきか見えてくる
目標が具体的な数字になったことで、何をすべきか見えてきました。
1年で120万円を得ようと思うと、
①4000万円を初期投資して、年3%で運用する
②毎月70万円ずつ積立投資して、年3%で運用する(10年後に1200万円たまる)
非現実的すぎ!
じゃぁ、利回りを上げてみようか。。
③1400万円を初期投資して、年7%で運用する
④1000万円を初期投資して、年10%で運用する
この利回りで運用できる気がしない!
ただ、わかったことがあります。
資産運用で生活したければ、元本1000万円以上必要
ということ。
こういうことって、目標設定をしなければ見えてこなかったことです。
やっぱ目標って大事だよね。
まとめ
いかがでしょうか?
複利の力でお金を増やすことを真剣に考えるのは、よいことだと思います。
私のように、とりあえず始めてみた次のステップとして、何のために投資したのだったか今一度振り返って、自己実現に向けて目標を決めると、どんなポートフォリオを組むかを判断しやすくなるので、とても大事だと思いました。
具体的には、
・いくらの元手でいくら得たいのか?
・いつまでに達成したいのか?
を決めることだと思います。
ここで、適当な目標だと、判断がぶれてしまいますので、どうしてそれだけ必要なのかの根拠も、自分の中にちゃんと持っておくのがよいと思います。
新規ビジネスを始める時も、まず自分がどれだけ稼ぎたいかを設定しろ、などとノウハウ本に書かれていたりしますが、投資についても同じことですね。
当たり前かもしれませんが、大事なことです。
目標をしっかり決めて、ポートフォリオを組み、後悔のない運用をしましょう!