お盆休みは家に籠って、ひたすらミシンをカタカタしていました。
大塚屋で布を衝動買いしちゃったせい💦
熱中症になってから、ロードバイクに乗るのが少し怖くて。。それに暑くて走る気にもなれず…💦ペダルの代わりにミシン踏んでるよ!って… 苦しい言い訳(笑)。
懐かしいなあ。絵本の一節を思い出しました。
ミシンカタカタ、わたしのワンピースをつくろうっと♬
さて、前回のスカルキャップに続き、レギンスに挑戦しました。
売り場の一角に、レギンスを履いたマネキンの足(ひざ下だけ)が展示されており…
なぬぅ?レギンス作れるんだ。
特殊な機械でしか作れないと思っていたけど、そうじゃないなら作ってみたいー!ちょうど寿命を迎えつつあるレギンスがあるので、それと交換できたらなぁ。
「マネキンが履いているレギンスの型紙はどこですか?」
「(店員)あ…型紙は…ありません💦」
どうやら、本日お休みの店員Aさんが、マネキンの足用に設えたようです。
型紙も作り方もなしか…
でも、まるで南国の海に潜ったような、爽やかな水色の布に、もう出会ってしまった。これでレギンス作ったら、気分上がるよなぁ~♬
型紙…たぶんネットに落ちてるって…
深く考えずに買ってきました。
体にフィットするレギンスを作るには?
で、いきなり結論にジャンプしますが、
ダンスやヨガ用のレギンスは、ネットで紹介されている型紙ではダメっぽいです。
欲しいのは、体にピタッとフィットして、激しい動きにもちゃんと伸縮するものだけど、ネットの型紙は、幅広い層に合うゆとり設計で、腰のくびれやお尻の凹凸に、立体的に対応していないから、履くと所々ダボつくと思うんだよね。
じゃぁ、自分にフィットするレギンスって、どうやって作るの?
大丈夫。意外と簡単にできちゃいました。
ポイント
レギンスも一般的なズボンの作り方と同じです(そこは割愛)。
ここでは作る時のポイントを紹介します。
自分が使っているものをベースに作る
自分が履いているお気に入りや、伸縮度が似たレギンスを用意して、それをベースに、同じ形のものを作るのが、一番自分にフィットすると思います。
型紙は必須じゃない
ズボンなどの大物は、型紙を起こすのに大きな紙が要るし面倒です。ストレッチ生地のいい所は、多少形が変でも、伸縮でカバーできること。だから、あまりキッチリと型紙通りに作らなくても大丈夫です。
量産するなら型紙があると便利ですが、そうでないなら、布地の上にベースのレギンスを置いて、直接裁断すればいいと思います。
前見頃と後見頃を分けて裁断する
ベースのレギンスが立体縫製の場合、前見頃と後見頃の形が異なります。簡単なズボンの型紙は、前後の見頃が同じ形なので、左足と右足で2枚を縫い合わせれば作れますが、この作り方だと、腰のくびれもないし、体にフィットしません。
ひと手間ですが、左右前後の計4枚を裁断します。
左右は線対称なので(昔習った!)、布地を2枚重ねて、まとめて裁断できます。
でも、いざ、布地の上にレギンスを置いて、裁断しようとすると、上手くいきません。前後で形が異なるので、平に広がりません。そこで、一度に型を取らず、左右に分けて印をつけるのがおすすめです。
まず、前見頃を上にして置き、外側のラインをきれいに広げて、待ち針で止め、印をつけます。縫い代1cmの確保を忘れずに!
次に、内側の縫い目が端にくるように、後見頃の余分な生地を中に押し込んで形を整え、同じく印をつけます。表現が難しいなぁ。。
左右1cm、上3cm、裾2cmの縫い代を確保して、生地を裁断します。
縫い代はご自分の作り方によって変えてください。
後見頃も同じ要領で裁断します。
伏せ縫いで補強
レギンスは、動きによって生地がすごく伸縮するので、縫い合わせ部分に相当な負荷がかかります。レジロンは大前提ですが、一度縫いでは強度が足りません。伏せ縫いやロックミシンでかならず補強しましょう。
ちなみに腰回りはゴムにしました。若干伸縮がゆるい布地だったので。
動いててズボンが脱げ落ちたら、逮捕されるかもしれません(笑)!
先に、自分の腰にゴムを巻き付けて、必要な長さを決め、端を縫い合わせて輪にします。それを全体に均一になるように本体に縫いこみました。
できあがり
こんな感じにできあがりました。
ジムで何度か使ってみましたが、イイ感じに動けました。
黒レギンスのレパートリーに、明るい色が加わって、気分も明るくなります~♬
今回使った布は、スポーツ用のストレッチ生地。幅150cm(横)×1m(縦)、税込1000円でした。
模様上仕方なく1m買いましたが、半分近く余りました。そこで、残り布でハーフレギンスとスカルキャップも作りました。
作った感想は、すごく簡単!
直線縫いが多いので、ひたすら高速でカタカタするだけ。
こんなに安く、ちゃっちゃと作れるなんてさ~♬
また作ろうと思ったので、型紙も起こしときました。
自分には作れない、買うしかないと思っても、それ、ただの先入観だったりして(笑)。なんでも経験してみるものですね~