私このたび、人生で初めてネイルアートをしました。
中性と言われる私の爪が、いきなり女らしくなって自分でも驚いています。
以前から一度やってみたかったんです。でも子育て中は家事に支障があるし、パソコンに向かう仕事だから不便だろうなって手が出せずにいました。
でも、きっかけは思いがけずやってきました。
共同菜園のおばあさんが素敵なネイルアートをされていて、それが娘さんの作品とわかり、じゃぁ!と、私もやってもらうことになったんです。
人生初の甘皮剥がしには緊張しましたが、手がどんどんきれいになっていくのをうっとり眺めていたら、いつの間にか完成していました。
甘皮を剥がしてベースコートを塗った状態です。
一週間爪を切らずにここまでがんばって伸ばしました。
それがご覧のとおり。みてくださいこの芸術作品、華やかでしょう~!
花柄は手描きです。花びら一枚から葉の一つ一つまで、思わず息を止めてしまうような細かな作業の連続でした。色柄は全てお任せしたのですが、私の手の色に合う色を探して、全体のバランスをコーディネートしてくれました。
お値段はこの内容で 5,500円。一本550円と思うと高い気もしますが、2時間の緻密な作業に「安い!」と感じてしまいました。実際のところ、ネイル検定1級のネイリストが、材料を国産ジェルにこだわってこの品質なら、大阪では格安だそうです。
名古屋や浜松から通うお客さんもいるそうです。ファンが多いんですね。自分の腕で勝負しているのって、かっこいいです。
ネイルアートの魅力
家に帰ってひとしきり家族に自慢した後、それに足らずにお茶をしに外に出ました。
あまりにうれしくて、レジでカードを渡すときも、咳をするときも、手を見せるように出してしまいました。こんなことする自分も初めての経験です。
どうしてこんなにウキウキしちゃったんだろう? なんて思いながら気がつきました。
ネイルアートって、している本人が楽しめるんだ。
ネックレスやイヤリングは身につけると自分では見れません。見れるのはトイレで鏡を覗く時くらい。でもネイルは日常的に目に入ります。パソコンやスマホをしてるとき、手を洗うとき、ごはんを作るとき。そのたびにうっとりして、テンションあがります。
一方で、一度つけたネイルアートは持って2か月が限界、大体1ヶ月だそうです、短寿命なんですね。そんな儚さもまた魅力だったりします。また次の絵柄を楽しめる。
ネイルアートの誤解あるある
今回ジェルネイルをやってみて、色々と誤解していたことが分かりました。
①洗い物や農作業ができないという誤解
マニュキュアだとすぐ剥がれますが、ジェルネイルは意外に丈夫で、ガシガシ洗い物をしても草取りをしても全然大丈夫でした。
包丁で爪を切りそうになった時は、ネイルにカツンと当たったおかげで助かりました。
②パソコンのキーパンチがしづらいという誤解
今回は短めの爪にネイルしてもらったので大丈夫でした。長い爪の方が洗練された感じになりますが、そこはガマンです。
③お手入れが大変という誤解
爪を切らないので返って楽になりました。
④爪が痩せてくるという誤解
ネイルを付け直す過程で爪の表面が削られるので、徐々に爪が薄く脆くなり、たまに休眠(ネイルをしない期間)が必要と聞きました。それはネイリストさんの技量によるらしく、私のネイリストさんは10年以上休みなく続けているそうです。
意外に使いやすくて驚きましたが、一点、ピアノが弾き辛くなりました。でもこの美しさと引き換えなら少しガマン…。
まとめ
いかがでしたか?
はじめてネイルアートに挑戦しましたが、自分の手が想像以上にキレイになって、しょっちゅう見て楽しめるのが気に入りました。意外と使いやすかったですし、しばらくハマりそうです。
節約マニアの私が必要でないものにお金をかける違和感は少しありますが、気分転換や記念日などに買う花束だと思えば生活に彩が出るし、これもいいなー。
ずぼらーなので、通うのが面倒な中でどこまで続くかしら。でも、爪がのびてくるとさすがに格好悪いので、そうなったらつけ直しに行こうと思います!
追記:
第2弾はこれ。まつ毛の細かい線を、すごく丁寧に描いてくれました。
第3段はクリスマスバージョン。立体の雪だるまがキュートです。