ロードバイクを始めて知った言葉『ゆ・る・ぽ・た』。
「ゆるゆる+ポタリング」の掛け合わせ。
ポタリングが、ぽたぽたとお散歩のように走ることなので、そのさらに上をいくゆるゆるライド、それがゆるぽただそうです。
よしまるにとっては便利な言葉で、
「今回はゆるぽたでおなしゃすっ!」って使います。
ところが、誰でも使いやすい言葉ゆえに、やっかいなこともあります。
ゆるぽた詐欺あるある
『ゆるぽた』の捉え方が、人それぞれ違うのです。
よしまるが所属する自転車コミュニティーは、誰でも参加できるから、色んな人がいて、キャリアもレベルも様々です。
ある人にはゆるぽたでも、別の人には速すぎて、「こんなのゆるぽたじゃない!ガチだ、詐欺だ!」って怒る人もいるし、逆にゆるすぎて、消化不良になる人も。
大人数になるほど、全員が満足するライドって、難しいよね~
あれ?楽しめてるよ
先日参加した『滝畑ダムぽたりんぐ』は、まさにこの『ゆるぽた』企画。
わーい🙌🏼、大集団でまった~り走るのね…と思いきや!
なぜか、始めからみんな飛ばしまくり、汗だくヘロヘロになりました。お喋りしながら登ろぅって話、どこいったー🤣
なんでこうなった?よしまるの考察
実はこのライド、あれよあれよと参加者が増え、20人の大所帯になりました。たぶんそれで、みんな気持ちが盛り上がって…変なアドレナリン出たんじゃないかと…(笑)。お祭りの雰囲気に飲まれた感じです。わっしょい!
この台数…圧巻
メンバーが強脚揃いだったのも、後押ししたかもしれません。
よしまるは、いつも通りボヤキながら、前日の酷使で攣りそうな足を騙し騙し、汗ポタして走りました。にしても、ペース速い。。
あれ、楽しめてる?
面白いことに、よしまるだけじゃなく、全員が『ゆるぽた詐欺だ!』って思ったようです(笑)。なのにゴールのダムでは、不思議とみんな楽しそうでした。
「もぅ~誰よ?ゆるぽたって言ったの。ヘロヘロよぉ!(笑)」
「ほんとだー、ハハハ~!」
世代を超えて和気アイアイ。右端のけんぼーさん、キャラ素敵!
女子?トークも超楽しかったです。
レベルも、ゆるぽたの捉え方も、全然違う人が集って、全員が「ゆるぽた詐欺」って思ったのに、楽しかった。…ドーチテ?
グループで楽しむコツ
よしまるは思いましたネ。
色んな人がいるから
自分と考えが違って当たり前。でも、どれも正しい。そういう気持ちで臨めば、人とずれてても、自分と違っただけって、受け容れられる。ゆるぽたのはずが、思わぬ方向に行っても、アチャー(笑)!で済む。
滝畑ライドは、そんな人が集まったから、よかったんじゃないかな?
京見峠ライドはよしまるが暴走したけど、周りがそんな感じで受け止めてくれたし。
「ゆるぽたの定義は人それぞれ違うから、みんなハッピーは無理だよね」
よく聞く話だけど、こうやって、みんなが楽しめることもある。
いつもクールなyoshiさんが、ジャージのジッパー全開にして、情熱の赤いマントをヒラヒラさせて、シャーッと抜いて行きました。yoshiさんとうとう脱いだぁ~🤣
その姿があまりに楽しそうで、吹き出しました。「こっち足痛いのに~」って笑っちゃった。(よしまるはこんな風にみえた)
ゆるぽた詐欺だって、消化不良のゆるゆるだって、結局楽しめればアリだよね。
外に出れば、誰かと交われば、何が起こるかわからないから。そんなワクワクを楽しみながら、何かあったら「うそぉ~!(笑)」って助け合えばいい。ハプニングも楽しく共有。そこが、ぼっちライドにない、グループライドの楽しさでは?
そうか! ゆるぽたって、ゆっくり走るんじゃなくて、
ゆるい気持ちで走るのがいいんじゃない?
自分にも他人にも、ゆるくスタンバっておく
そうすれば、みんなが楽しめるのかも。子供の頃ってそうじゃなかった?ゲームしよって集まったのに、ドッジボールしてたり(笑)。
「今日のライドはこう」って決めなくていいの、ラクだしねー。
「よしまる君、君には自分の考えってものがないのかね?」
「ないよ」
楽しむコツは、自分にも人にも寛容であること。なんだよね、たぶん。
なーんて。ある秋の夜長、よしまる思いましたとさ!😊