先日、エアコンなしで夏を乗りきる方法をあれこれ実践しましたが、今回はリクエストにお応えして「夜バージョン」を書いてます。エアコンや扇風機をつけっ放しで寝ると、朝とてもだるかったりしますよね? そこを快適にできないかってやつです。
私は別に、苦行したい訳じゃなくて、ちょっとの工夫で楽に快適になったらなと試しているのですが、人によっては内容にドン引きするかも?と少し心配していました。だから理解者がいてうれしいです。ありがとうございます!
布団に冷感マットを敷く
まずはこれ。敷くのと敷かないので快適さ雲泥の差があります。
安ければ1000円台で手に入りますし、毎年使えるので買って損はないと思います。
我が家の必須アイテム!で、一人1枚揃えています。
「保冷剤タオル巻き」は超おすすめ!
これも超おすすめです!
これさえあれば、ほとんどの夏の夜はエアコンなしで快適に眠れます。
ポイントは、保冷剤を大きいものにすること。
完全に眠りに落ちるまでの数時間は溶けてしまわない大きさがいいです。
保冷剤はタオルで巻きましょう。肌に当たると冷たすぎるし、保冷剤についた水滴が枕や布団を濡らしてしまうからです。よしまるは自作の袋に入れてます!
「保冷剤タオル巻き」を枕の首あたりに置いて、首~後頭部の凹みにジャストフィットするようにして寝ます。むちゃくちゃ気持ちいいです!
エアコンをつけて寝ると翌朝だるいですよね。体に良くないと分かっていても、暑さは耐えられない。そんな夜は「保冷剤タオル巻き」で気持ちよくなりましょう!
早寝、早起きのサイクルにする
昼間の灼熱がだらだら続く熱帯夜は、扇風機の風さえ暑くて余計にだるい。そんな夜にエアコンをつけずに起きているのは苦行ですから、割り切ってエアコンをつけるか、さっさと保冷剤とタオルを持って、寝てしまいます。
そして、朝は早起きします。早朝はエアコンをつけなくても涼しいですから。
要は「起きている時間」と「暑い時間」が重ならないようにすることで、エアコンなしで済む時間を作ろう、ということです。
となると、気温だけで考えれば、完全に昼夜逆転が理想です。
例えば、朝10時に眠って、夕方5時に起きる とか。
夏の一日の気温変化
でもこれだと別の意味で体への負担がありそうです。よしまるのおすすめは、
夜は9時半~10時に寝て、朝は4時半~5時に起きる です。
真夏の日の入りは大体4時半~5時です。人はお日様の光でスッキリ目が覚めるので、それを目安とするのがいいです。
扇風機のおすすめの使い方
扇風機の風さえ暑くてだるい熱帯夜に、おすすめしたい方法があります。
昼間に部屋で過ごす方法はこちらをどうぞ。この記事でも少し書いていますが、涼しい外の風を部屋に取り込めると、快適さが断然違います。
これが夜間となると、外気と室内の温度差がかなりあります。かといって外で過ごすのは蚊の問題もあって難しいですよね。なので、この時間帯はいかに外気を室内に取り込むかが快適さの鍵となります。
部屋には一般的に風の出入り口が最低2か所あります。例えばベランダと扉など。
複数の出入り口を開け放って風の入口と出口を作り、その風が自分の居場所を通るようにすると、肌の熱が気化されて心地よくなります。(色んなパターンで実験済!)
このとき補助的に扇風機を使うと効果的だったのですが、使い方を誤ると、なぜか熱風が襲ってきます(外から外気が入ってこない)。こうならないために、まず、作った出入り口の中で、涼しい方がないかを確認します。
建物って、昼間は太陽が真上から照るので全般的に暑いのですが、夜はどちらか側が涼しかったりします。太陽が当たり続ける壁には熱が籠って夜まで暑かったり、都心部だとビル風や日陰ができる箇所は意外と涼しいのです。このクールポイントを見つけたらラッキーです!
我が家の場合、リビングの南北にベランダがあるのですが、ある熱帯夜はなぜか南の方が涼しくて、北側と4℃も温度差がありました。
南のベランダに出ると、信じられないほど涼しい!
この涼しさを部屋の中に取り込みたい!
ところが、一歩部屋に入った途端、窓を開けているのにものすごく暑いのです。風がないからです。何とか風を起こして冷気を部屋に入れようと試行錯誤した結果、いい方法みつかりました。フフ、あまり教えたくないのですが、教えちゃいましょう!
ベランダの外 に扇風機を置いて、部屋の中に向けて風量大で風を入れる
扇風機を室内と室外にどっちに置こうが、場所としては少しの差のはずですが、屋内側に扇風機を置いても全く効果なしでした。
扇風機を室外に置いて10分ほど経つと、部屋の隅々まで涼しい風が行き渡り、しばらくすると娘が「寒い」と言い出しました。大成功です!
単身用ワンルームので玄関側にクールポイントが見つかった場合は、扉を開けて、外に扇風機を置いて回せないか試してみてください。(近所から苦情が来ませんように)
あと、くれぐれも「風」を体に直接当てないようにしてください。体力取られますからね!
まとめ
いかがでしょうか?
寝苦しい夜は、冷感マットと保冷剤タオル巻きを使うことで、熱帯夜をエアコンなしで健康的に眠れるようになります。
起きている間は、クールポイントを探して外に扇風機を置くことで、外の冷気を部屋に送り込むことができます。
そうすれば、エアコン疲労からも体を守ることができます。
ただ、外気まで暑い日にこれをするのは、苦行でしかありません。よしまる的には負担なく、楽できる方法にこだわりたいので、さっさとエアコンをつけちゃいます。
昼間編で紹介した濡れT作戦なども併用すれば、起きている時間がもっと楽になるので、ぜひ参考にしてみてください。