8月11日、山の日。平坦道を走りました。山行かんのかーいっ!
だって目下、コロナ明けのリハビリ中ですから!(言い訳)
先週久しぶりに走ったら、笑えるほど体力が落ちてました。
時速25kmも出ず、い…息が苦しい…酸素が体に行き渡らない感覚。足は小鹿のようにプルプル…何回も攣りかけました。あーぁ、また地道に体力つけないと。
猛暑を避けて、夕方5時に家を出ました。
お!?涼しくなってる❤
淀川CRを走ることにしました。お盆休みに入ったせいか、時間が遅いせいか、関西医大もさくら出会い館も、人ひとりいません。これはこれで新鮮でいいなぁ❤
と、行きはヨイヨイ。
この先、生きた心地のしない、恐怖体験が待っているとは。
ここはゴルフ場…?
19:15 さくら出会い館を折り返し。
この時間の淀川CRを初めて走りましたが、真夏だからと甘くみてました。
真っ暗。怖いー!!
電灯のない真っ暗な道をよしまる一人、こんなに心細く、怖いとは。。
街中では、対向者が嫌がるほどの眩しいライトの光が、ここでは少し先までしか照らしてくれません。急カーブがきたら草むらに突っ込みそうです。それ以前に、自分の光だけってすごく心細い。
何かあっても誰にも助けを呼べない不安から、必死にペダルを回しました。
ところが、
この日に限って、何度かみんなと走った道だからと、自転車NAVITIMEを使いませんでした。気づくと、砂利道を走っていました。
この道、いつもと違う。。
どうやら、河川敷にあるゴルフ場に迷い込んだようです。
走りを止めるのが怖い…
心細い光で辺りを照らすと、芝生が広がっていました。
どこで道を間違えたんだろう。でも、間違いとわかったところで、誰もいない真っ暗な場所で、走りを止めることが怖くて、しばらく行けばいつもの道に出られるのでは?と願いながら進みました。
砂利と砂で何度も滑りながら、徐行してしばらく進むと、突然道がなくなりました。
よしまるパニック!
これはのっぴきならないと、ようやく自転車を止める決心をしました。
ナビでルートを検索。ホッ、このまま進めば、関西医大に着けそう…あれ?でもコレって道? 草むらだよね…暗くてもうわかんないしー!恐怖と戦いながら、道っぽい所を進むと、突然行き止まり。その先に…
💩の山(肥料っぽい)
道もなくなって、怖くて泣きそうになりました。
でも、誰にも助けを呼べません。と…とりあえず、この状況を誰かに知らせておこう。家に電話、Lineの自転車仲間に「迷いました」と送信。
少し引き返すと、別の道っぽいのが現れました。細いけど舗装されています。
ここで引き返せばよかったのですが、ナビはこの先に「行けるョ」とルートを示しています。舗装道に少し安心して、ナビを信じて進むことにしました。
また行き止まり。。
ナビの示す場所は、よしまるの背丈より遥かに高い茂み。そこから色んな虫の声がジージー響いて、この先入ったら危険だよと、体が訴えてきます。
ナビのルートとは違うけど、別の道が違う方向に延びています。
随分長い間走ったよなぁー。引き返す勇気もなくその道を進むと、目の前にバンが止まっていました。
よかった…この車の人に出口を聞こう!
と思ったのは一瞬。前日に観たサスペンス映画の場面が、脳裏にフラッシュバックしました。車に連れ込まれた女性が、体を切り裂かれて惨殺されるシーン。
怖すぎて言葉も出ない。。
早く、早く、殺人魔に見つからないようにここを離れなくては!嫌な汗がさらにブワッと吹き出して、大きな轍でガタガタの道を、必死で走りまくりました。
気づくと元の道を引き返していました。無事に引き返したい一心で必死で走ると、突然、出口(元の迷い込んだ地点)が現れました。
出れた!
舗装したいつもの道に、ものすごくホッとしました。
とはいえこの場所も真っ暗、予断を許さない状況には変わりなく…。関西医大までの4キロを必死で走りました。
人気のない夜道は走っちゃいけないよね
当たり前のことですが、改めて思いました。
コロナ明けの隔離部屋からの解放感で、気が大きくなっていました (-_-;)
自分の浅はかさに猛省しました。
ちなみにこのゴルフ場、どこかでCRに抜けれると思っていましたが、地図と実際は違ってて…迷い込んだら、元来た道を引き返すしかありませんでした。
生きて家に帰れたことを、猛烈に感謝した夜でした。