先週、久々にぼっちライドをしました。
かれこれ5カ月もご無沙汰で… そりゃぁぼっちロスになりますよね(笑)!
ハプニングはあったけど、ライド自体はすごーく楽しかったです♬
グループライドもいいけど、ぼっちライドには、また違った楽しさがあります(笑)。
よしまるは素がネクラだと思うし。
午前中は、地域の共同菜園で畝作りをして、午後から走りました。
齢89の大先達の中で、アラフィフよしまるは、唯一の労働戦力でありますっ!
👈🏼👈🏼👈🏼美化しすぎっ!若返りすぎっ!
さて、この日のお目当ては、
賞味期限3分のスイーツ♬
17時閉店だけど、イートインは16時までに入店なので、急がないと💦
急がないとーーー💦
気持ちとウラハラに、アレ忘れた、コレも持たなきゃ、トイレ行きたい、等々、予定より1時間遅れて出発しました。
いつものことです、
本日のミッション
一応、こんな計画を立てました。片道50kmの旅です。
① 女寄峠を走ってみる
② 道の駅 宇陀路大宇陀で、足湯に浸かる
③ 賞味期限3分のスイーツを食べる
④ 欲張ってサツマイモスイーツもいただく
ふんぬーッ!💪🏼
今回は実況中継でお届けします。
(実況アナ)午後1時半現在、10万人を飲み込み、数多の情念を包んだスイーツ記念。出走馬1頭。稀代の名馬、よしまるの姿しかありません。
―さあ、放送席の解説は、おなじみヨシコさんをお迎えしています。ヨシコさん、今回のカギはやはり、16時入店、そこでしょうか?今日はいつにも増して、鼻息が荒いようです。仕上がりは上々にみえますが。
―ですね、16時厳守ですから。いつものスイーツ記念とは違う気がします。どんな走りをしてくれるか楽しみです。
―(アナ)数々のスイーツを制覇した名馬よしまるが、いまや無敗の三冠馬になり、そこで迎える16時の関所。心境はどんな風に想像されますか?
―もうほんとに。集大成なのでね。しっかり自分に焼き付けておこうって思いじゃないですか?
―(アナ)さあファンファーレです。割れんばかりの歓声。よしまるは我々に、どんな走りを見せて、その思い出を胸に刻み込んでくれるんでしょうか?
―あなたからもらう夢、あなたからもらう勇気。そしてあなたに送る祈り。あなたは伝説になる……
ヨシコさんて、誰?
今日も穴虫峠♬
ヒヒ~ン、今日も穴虫峠越えるもんね~♬
よしまる、序盤は落ち着いた独走です。
―ところで穴虫とは、インパクトある名前ですね。
―ですね。でも、古代の大和と河内をつなぐ、歴史ある道なんですよ。今は車がビュンビュン走ってますが(笑)。
古代大和(右、奈良)と河内(左、大阪)をつなぐ峠道
引用:ものづくりとことだまの国
―どうでもいいけど、画像検索したら、ニワハンミョウの幼虫がひっかかりましたよ
で、この穴を庭でみつけた主婦が、釣りをしていました(笑)。
―いや~、実に楽しそうです♬
色んな人がいらっしゃいますね。詳しくはこちら。
じわじわと疲れが溜まる
―穴虫峠を越え、ここから女寄峠(みより)まで、約20kmの平坦道が続きますが。
―国道165号ですね。女寄峠を控えて、ここで時短を計りたいところですが。なんせ信号が多い。ストップ&ゴーが地味に体力を奪いますね。
―そんな中よしまるは、どんな想いで走っているのでしょうか…
ゲッ、この信号ひっかかると、時速30kmじゃなきゃ間に合わないかも… 仕事の資料どんな構成にしようかなぁ… あぁやけに暑いょ、今日も異常気象だね… 色々です。
この自由な感じがぼっちライド。。なんだよね~💓
にしても、信号が多いのは疲れます💦 時間を気にしながらがんばりました。
女寄峠
―さて、先頭集団が、女寄峠のスタート地点にさしかかりました。
大和朝倉駅の手前、国道165号と国道166号の分岐点です。
すでに足が痛い…登れるかしら。。😱
―峠の先にお目当てのスイーツがありますから。なんとか16時に間に合ってほしい。
序盤は斜度も数%で、まだ大丈夫。
1km走った辺りから、勾配が上がり始めました。
これ、イヤなパターンでは。。
2km辺りから、斜度が10%を越えてきました。
やっぱり… 登るにつれて勾配かキツくなる、しんどいパターン。
その上、永遠と続く、魔の直線。
走っても走っても、景色がかわらんーー、心折れるーー💦
しゃぁない。久しぶりにボヤッキー発動です。
解説しよう、ボヤッキーとは
思いつく限りの悪態を口ずさみ心頭滅却する、難易度1効果MAXの技。ボヤキをエネルギーに変換する、よしまるの必殺技です。
「むぉぉー、くぅー」「ありえへん!」「マジムリ!」「もうイヤ!」
走りながら、二度と来るもんかっ、こんな坂!って思いました。
ゼェゼェ…
まさかの。。
峠を登りきり、あとは、お目当てのスイーツに直行です。
―時間はギリギリ…なんとか間に合いそうですね。
おっと、これはどうしたのでしょう? 目的のスイーツを通り過ぎましたよ。
―一体何があったんでしょうね、入店は16時までなのに。
―どこへ向かうのか…向かうのか… おやっ、道の駅に入ったようです。
―時間を気にして、トイレをガマンしていましたからねぇー
―確かに。あっ、トイレから出てきました。あれっ、あれっ?
―。。。 ―。。。
―先ほどの坂の苦痛から、16時が頭から完全に消えましたね。
―そのよう…ですね
ふぅー、極楽♨️
足の疲れがシュゥーっと消えていきました。
ハッ!
気づくと、16時を10分まわっていました。
いやでも、がんばって登ったと言えば、温情でワンチャンあるかも…
ヨコシマな心で引き返し、葛の館に着きました。16:15。
「ごめんくださいー💦 賞味期限3分を食べにきました!」
「申し訳ありませんが、今日はもう。。」
「この坂をがんばって登ってきたんです…」(粘ってみる)
「ですが今日はもう。。」
ーーー、無念!
手ぶらで帰るのは忍びなく、お土産を買いました。
いや待てよ!
もう一軒あったじゃないの♬
急いで、森のカフェ HARUKA さんに電話しました。
「カフェは間に合いますが、お目当てのさつま芋スイーツは売り切れました💦」
なんと、ここもかぁ…
「次回は何時頃に行けば、食べれますか?」
「土日は13時頃には売り切れますので、お昼までなら…」
そんなに人気だったのね…
結局ただのトレーニングになってしまった。
さて、ここから50km帰らないといけません。
まぁでもそこは、ぼっちライドのいい所で。時間を気にせず、ルートも気にせず、自由気ままに走りました。それはそれで、気持ちよかったです!
事後インタビュー
―(アナ)葛の館で「また来ます」と仰ってましたが。リベンジはいつ頃ですか?
―さぁいつになるか…。正直あの峠はしばらく走りたくありません。
―(アナ)でもお目当てのスイーツは、どちらも峠の先にあるのでしょう?
―うーん。。そこは葛藤ですな。