コロナ禍でハンドソープの売上げが爆上がりした陰で、ライオン社が1日3回の歯磨き週間を啓蒙し、歯磨き粉を売りまくってます。
歯磨き粉の値段って、特売で100円近くの印象でしたが、今の売れ筋は400円超。1000円超もバンバン売れてるって。オーラルケアブームなんですねぇ。
よしまるが愛した歴代の歯磨き粉
よしまるも振り返ると、歯磨き粉はそこそこ拘っていたようです。
子供が小さい頃は、フッ素たっぷりの check-up 。
歯医者さんから薦められたコンクール。うがい薬としても重宝したし、口内が消毒されるような味で、爽快感がありました。
直近まで愛用していたキシリホワイト。体に悪い成分がほぼ入ってなくて、ツルツル、白くなる、評判どおりの使用感と、なにより味が好きでした。
LUSHのタブレットも良かったな。ライムミントやベリーなど、気分で味を変えて楽しめて、旅行にも重宝しました。
そして今は、なぜか?手作りに落ち着きました。
作りたい病 だから、どうしようもないのよね(笑)…
市販品に含まれる良くない成分
手作りのメリットって、”体に悪い” 成分を避けられることです。
■ ラウレス硫酸Na
市販品の8割に入っています。シャンプーやリンスにも入っていて、危険視されています。
■ フッ化化合物
虫歯予防にいい反面、インプラント者には大敵です。
■ グルテン
アレルギーの人にはNG。
■ パラベン
環境にも悪いとされる、防腐剤。
口に入れば微量でも喉を通るから、チリツモで危険じゃない?と思うけど、市販品には結構フツーに入っていますね。
こだわりの材料は?
せっかく自分で作るので、材料や配合は、古の知恵や研究データを調べて、試行錯誤しています。一部をご紹介すると、、
■ 卵殻パウダー
卵殻は炭酸カルシウムの塊で、歯の黄ばみを吸着するので、ホワイトニング効果があります。さらにタンパク質と反応してリン酸カルシウム=アパタイトができるので、歯の再生も期待できます。
ゴミで出る卵の殻をパウダーにしていますが、使える状態にするまでに難儀しました。粒度、システイン臭とか…
■ キシリトール
甘味と虫歯防止の効果があります。
作って分かりましたが、甘味は大事です。甘味がないと、口中の違和感がすごくて、吐きそうになるんです。市販品の殆ど全てに、甘味料が入っているのも納得です。
甘味の中でも、ゼロカロリー系は、虫歯のエサにならないという理由で選ばれています。キシリトールは、その他にも効能があるので、採用しています。
■ パパインパウダー
紅茶やコーヒーを多飲するので、ホワイトニング目的で入れてます。
■ 精油
香りだけじゃなく、抗菌、歯茎の腫れ、歯周病に効果があり、昔から使われています。ミントをベースに、ちょっぴり大人味や、フルーティー味にしています。
■ クローブ、シナモン、ココア粉末
これらも昔から歯磨き粉として使われ、抗菌などの効能があるようです。家にあって買う必要もないので、味変に使っています。
他にも、潤滑剤や口内の酸性を中和する成分など。家にあるもので賄っています。
配合を決めたら、混ぜるだけで簡単です。
美味しそうでしょう~?(笑)
歯がキュッキュッとなって気持ちいい!
今回作った ココア&シナモンは、ミントがベースで、スカッと美味しい という表現がピッタリです。
使用感は…キシリホワイトにも劣らないツルツル❤、実に気持ちいいです!
ただ、ココア味には難点が一つ。
口をゆすいでペーした水が、汚いです(笑)!
容器も大事
ペーストは当初、weck のガラス瓶に入れていました。海外の手作りサイトで見て、「オシャレじゃん!」って思ったのですが…
使い勝手がイマイチ💦
歯ブラシにペーストを乗せづらいし、ペーストの表面が乾いてきて、更に乗せづらくなるわ、香りも飛ぶわ。そもそも、汚い歯ブラシがペーストに付くのアリなの?って。
市販品は適度に粘性があって、チューブに入っている意味を、再確認しました。
”詰め替えしやすく出しやすいチューブ容器” を探しまくり、マイベストを見つけました。柔らか素材で押し出しやすく、広口のチューブ径は、補充しやすく洗いやすい。言うことなし!
カミオカ・詰替チューブ ワンタッチ50g、東急ハンズで200円以下です。
容器のカミオカさんステキ❤…ググっても企業サイトが出てこない、不思議な会社。
費用は?
さてさて。費用はおいくら万円?
材料にこだわったので、それなりかな?と思いきや、キシリトールとパパイン(これが費用の殆ど)以外は家にあるので、100g入りが100円程度で作れました。
なぁんだ、安い量産品とコスパ変わらんよ…
イヤイヤ!これだけ贅沢な材料が入った歯磨き粉は、よしまるが知る限り2000円以上します。だから、ちょっぴり自己満足に浸っています♬
ミントベースを作って、50gの少量ずつ味変できるから、楽しいですよ~!