談)えー今回は、我が家で毎年放ったらかしで収穫してる野菜や植物を紹介します。まさにずぼらの極み❤ 狭いベランダ菜園なのに、食べきれないほど収穫できます。収穫期は買わなくて済むし、翌年もこぼれ種や年越し株で収穫できます。家計にもやさしく、採れたてを食べれるので、豊かな気持ちになれて、おすすめです。
ということで! ベランダで育てている野菜たちの中から、家族でランキングつけました。では順番に紹介していきます。絞りきれなくて、11位からスタートです。(2020年秋に12種に増やしました!)
パセリより断然丈夫、虫がつかず楽ちん、茎まで食べれて使える優れモノ
■12位 イタリアンパセリ
これ2年物、元気でしょう?
冬に枯れたと思ったら、春になったらワサワサして食べるのが大変です。
普通のパセリって結構繊細で、ちょっとジメジメすると枯れたりするけど、その点これは強いです。右は、今年花穂をつけて種を取ろうと思っている株です。
パセリって栄養価の高い優秀な野菜なんです。
βカロテン、ビタミンE、ビタミンC、鉄分、カリウム、カルシウム、さらには食物繊維や葉酸も豊富っていうので、どれだけ優秀なんでしょう!
葉だけ食べて、茎はブーケガルニにするのが、一般的な利用法ですが、こんなに栄養あるのにもったいないと思いませんか?だから、うちでは茎もみじん切りして食べています。そうすれば固さも全く気になりません。
おすすめはパセリご飯❤ んまー!
スープに絶対欠かせない、年中使えて便利、手間いらず、一家に一株
■11位 ローリエ(月桂樹)
我が家の木は数年物です。月桂樹は丈夫で、年中葉が落ちず平気な顔をしています。
だから冬でもスープ用にちょいとベランダ行って2枚とってくる、という感じで気軽に使えます。肥料もいりません。
鉢だと大きくなりすぎると困るので、適当に剪定して、それをまた挿し木で増やしておくとよいです。そうすると永遠に使ってゆけます。
茎や根が少しあればどんどん増える。ハーブティー、アイスクリームと使い放題
■10位 ミント
あまりに強すぎて枯れと無縁です。
しょっちゅう使えるので、ミント嫌いじゃない限りは一鉢はあると重宝します。
ただし他の植物との混裁はNGです。ミントが栄養を取りすぎて枯らせてしまうためです。単独の鉢で育てるのがポイントです。
一年で株が大成長、ハーブティー、トムヤムクンに、年中使える
■9位 レモングラス
これも放ったらかしで勝手に大きくなります。すごく楽です。
紅茶に入れると酸っぱくないレモンティーになって美味しいですし、飽きない味です。家にあるこぶみかんと一緒にトムヤムクンに入れると、異国情緒がマシマシになります。ガーデニングにも雰囲気作ってくれる、優れモノです。
レモングラスの使い方ですが、一つ、おすすめがあります。
日常使いのおすすめは、葉が枯れた所をカットして使うんです。
広い庭ならどっさり栽培して青い所だけ使えばいいのですが、ベランダだと育てれる株数も限られます。我が家は3株だけです。
レモングラスはネギと同じく、先端や外側の葉が枯れてきます。でも、枯れた部分も香りはちゃんとあるんですね。なので、枯葉の剪定を兼ねて使うことができます。青い葉は来客時に使っています。
使い終わった葉は捨てずにコンポストに入れて、堆肥にします!
一度で2度楽しめる、コスパ優秀な野菜。おひたしに、ゼリーに
■8位 金時草
2020年秋にランクイン。これも水さえ欠かさなければ放ったらかしで勝手に育ちます。虫もつかず肥料もなくて育ちました。6月~11月まで長く収穫できて、次の年も挿し木で増やせるのでコスパも優秀です。栄養価が高い上に、2度美味しいのも魅力です。詳しくはこちらに書いてます。
年中使えて、手間なし、植え替えなし。幅広い料理で活躍!
■7位 ネギ・ニラ
プランタを変えずにほかりっぱなしでよい、とても素晴らしい野菜です。
通常、プランター栽培の野菜は連作が厳しいのですが、彼らは数少ない、連作障害とほぼ無縁の野菜なんです。少しぐらい水やり忘れても平気です。というより、私の経験では、葉が枯れてきたら水やろかー、位で大丈夫です。
見栄えは多少悪くなりますが、それがネギなんだと思えば、本当になにもする必要がありません。
左は、間引き後。枯葉がちらほら見えて、ね、カッコ悪いでしょう?
右は、黒いアブラムシがびっしり。ね、気持ち悪いでしょう?
ちなみにこのアブラムシ、みなさんどうしてますか? いちいち牛乳スプレーなんて面倒ですからね。それに、白い膜がついて醜くなる上に、あまり効果がありません。
私は水やりついでに葉にシャワーしながら指で軽くなぞって流してしまいます。これで大体壊滅します。多少残っても、枯れてしまうほど栄養を吸われないので大丈夫です。気になったらまた流せばいい、位の軽い気持ちで大丈夫です。
ニラもネギと同じ仲間です。だからほかりっぱなしで大丈夫です。
写真は密集していたので間引いた状態です。食べるときは下から4,5cm残して食べて、残った株を他のプランターに挿しています。そうすると、彼らは新しい場所で育っていきます。ほら、右側の空いたとこから、また紫蘇がでてきました!
→
左シシトウのプランタに挿した状態 → 右は1か月後です。少しずつ葉が出てきます。
冬越しするツワモノ、結実よくほぼ年中収穫でき、虫もつかない、話せばわかる
■6位 ピーマン
いやー、ピーマンは優秀すぎます。
一年草と言われますが、我が家は3年目の株になりまして、ちゃんと外で冬越ししました。
感謝を込めて、2月に鶏糞をあげています。
そして春、新芽が出ると、瞬く間にたくさんの花が咲いて実がつきます。
なすと違って花がたくさんついて、ほとんど実になるからわくわくしますよ。
実がなったら液肥をあげてください。すると、大きいピーマンがたくさん採れます。何もしなくても小さいピーマンはたくさん採れます。虫なんて全然つきません。この点も本当に手がかかりません。
あと知ってますか? 葉もおひたしや炒め物で食べれるんですよ。お試しあれ。
もし、実のつきが悪いときは、「実をつけないと抜いちゃうよ~」と言ってください。私はこれで、たくさん実がついた経験を何度かしています。話せばわかってくれる点も優秀です。
虫いらず、簡単、甘くてかわいい、朝の楽しみ、葉っぱの香りもサイコー!
■5位 ミニトマト
去年こぼれ落ちたトマトがあちこちで発芽しました。
トマトは連作障害があるので、去年と違う場所に移してやってください。
左の株は、6月現在朝採り中。もうワサワサなっています。
右の株は、この春にスーパーで買って美味しかった実を潰して土に置いたのが発芽したものです。それでも育つので、高い苗なんか買う必要はありません。
追伸:7月11日現在、遅れて右の株にも実がなっています。
実はトマトは、家に入れることで、クリスマス時期まで収穫できます。その後は、冬越しもしちゃいます。
育て方は、簡単なルールさえ守れば豊作です。色がキュートで見てるだけでワクワクしますよね。ベランダが生き生きするので、絶対おすすめです。
簡単なミニトマトの育て方はこちらを参考にしてください。
特にチマサンチェがワサワサ、使い勝手よし、スーパーで買う必要なし!
■4位 サラダ菜
去年のこぼれ種から出てきたものです。
左の株は、異様に発育よくて食べまくりました。他にもいっぱい出てきたので、他のプランターに移植して、そろそろ食べ頃です。
気を付ける点は、水やりの時に葉になるべく水をかけないこと。幼いうちは葉が薄くて土にくっついて、そこが腐って枯れてしまうのです。
あと、強い日光が苦手だから場所を考えてやれば大抵大丈夫です。
春に大量に収穫できて、楽しい!あとは放ったらかしで虫つかず、冬越し
■3位 桑(マルベリー)
これも冬越しして毎春美味しい実をたんまりつけてくれます。
2月頃に鶏糞を与えておくと、春にたくさん実を付けてくれます。右の皿の4杯分くらいは余裕で取れました。
そのままでも美味しいですが、冷凍して貯めておいて、ジャムにしています。
ベランダでそのまま冬越しするので、とてもおすすめです。
虫がつかない、美味しくって、たくさん採れる、栄養豊富で超おすすめ
■2位 つるむらさき
収量多くて家計大助かりの栄養満点健康野菜です。
もう少し暑くなると、あっという間にツルが伸びて、手のひら大の葉がワッサと採れます。今年もこぼれ種からたくさん発芽しました。
育てるコツは、15cm高になったら、主枝だけ摘芯します。そうすると、脇芽がのびてワッサワッサに葉が出てきます。逆に、摘芯しないとツルが伸びるの栄養を取られて、葉が茂りません。
放っておくと山葡萄みたいな実できるので、できたら種を採取しましょう。採取しなくても、翌年どこからともなく発芽します。 そのうち株は枯れるので、茎を抜いてその年は終了となります。
どこでも生える、すざまじい生命力、もう要らない、と言いたくなるほど採れる
■1位 紫蘇
多分昨年のこぼれ種が、風でベランダ中に拡散し、そこら中で芽吹いて茂ってこのとおりです。種が流れ着いて、排水口からもたくさん発芽しており、すざまじい生命力です。
食べても食べてもなくならず、みそ汁の具にまでする始末です。
肥料もいりません。ただ放っておけばよく、育て方もありません。
これぞズボラ~の一級品、ということで、栄誉ある1位を獲得しました。
どうでしたか?
我が家は何年選手のおかげで家計は大助かりです。それに、朝露に濡れた採れたての野菜を食べると、とても幸せな気持ちになれます。ぜひお試しください。
逆に、実際に育ててみて、家庭菜園ではおすすめしない野菜や木もあるので、これまた紹介したいと思っています。