ベランダ菜園の王者「紫蘇」。凄まじい生命力で、こぼれ種はほぼ100%発芽します。
かつて、うちのベランダの排水溝に流れ着いたこぼれ種が発芽し、排水溝をぎっしり埋め尽くしたホラーな光景は鳥肌ものでした。
毎年いたる所で発芽して、他の野菜を圧倒する勢いで成長し、食べきれないほど茂ります。放ったらかしで育つ野菜としては超優秀です。(我が家のランキング1位)
便利です、がっ! 夏が過ぎると一斉に花穂がつきます。
また種がこぼれて来年も紫蘇祭りになるかと思うと、少し憂鬱になります。
というのは去年までの話で、今年はいいことを知りました。
穂紫蘇の塩漬け
ズバリ、「穂紫蘇の塩漬け」です。試しに作ってみたらとても美味しくてビックリしました。穂紫蘇は紫蘇を育てているからこそたくさん手に入るのですから、まさに菜園サーの醍醐味ですね。
葉よりもフレッシュな風味で、そのまま食べても、お酒のつまみにも、ご飯のお供にも色々と使い道がありそうです。私は作った先からつまみ食いしてます。
塩漬けなので長期保存できる点も、使い勝手が良さそうです。
作り方
まず、穂紫蘇を摘みます。
花が少し残っている位の穂が理想です。
穂をこそげ取ります。
ここら辺の作業は、ドラマを観ながらのながら仕事です。
この状態で重さを計っておきます。20g ありました。
水洗いして、沸騰したお湯でサッと茹でて、水気を切ります。
先ほど計量した重さの30%位の塩を入れて混ぜます。
今回は穂の重量が20gなので、6g の塩を入れました。
一晩冷蔵庫で寝かせたら出来上がりです。
まとめ
いかがでしたか?
雑草のような強さの紫蘇は、毎年こぼれ種から大量に発芽して、食べきれないほど葉が茂るので、少し持て余し気味だったのですが、
今回「穂紫蘇の塩漬け」の美味しさを知ったことで、秋の楽しみが一つ増えた上に、もう紫蘇の種をこぼさずに済んで、一石二鳥です。
「毒食らわば皿まで」ではないですが、「紫蘇を食らわば穂紫蘇まで」です!
とても美味しいので、紫蘇を育てている人はぜひお試しください。