ロング傘はもういらない!

f:id:naru443:20201107115103p:plain

 

今回は傘のモノレス化、ライフハック術についてです。

傘選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

 

雨が降ったら傘がいる。

いつ降るかわからないから常に携行しないと。でも重いし、かさばる。

自分の足をひっかけて何度か転んだし、人にも迷惑をかけたし。

 

忘れた時に限って雨が降って、ビニール傘がたまる。

ビニール傘がたくさん置かれた玄関は殺伐として、思わず目を背けたくなる。

 

出来心で買ったお気に入りの一本は、強風で殆ど使ってないのに壊れた。

大雨の時は、傘なんて殆ど機能してない気がする。顔以外の殆どのパーツはずぶ濡れ。特にビチョビチョの靴は大いに不快。

 

これが私の傘にまつわるイメージです。いいことない。

 

傘って必要なの?

こんなに嫌なイメージの傘なんて、そもそも必要なんでしょうか?

何のために傘ってあるんだろう? 顔を守る? 体を守る? 荷物を守る?

 

化粧や髪型なら傘で守れます。でも私は無頓着なのでプライオリティ低いです。濡れたらタオルで拭けばいいんじゃない?

 

服や体が濡れると風邪をひいちゃうし、屋内に入ってからが面倒。むしろ顔より大事。だったらレインコートの方が軽いしかさばらない、それに絶対に濡れない。レインコートがあればいいんじゃない?

 

大事な書類とか、濡れたら困る荷物もある。それには大きなゴミ袋をかぶせるのが確実だし、軽いしかさばらない。ゴミ袋でいいんじゃない?

 

なんだ、傘要らないじゃない! と思いますが、レインコートと比べると、うーん、やっぱり傘の方がいい!

 

レインコートは、それはそれで不便なんですよね。

・傘はワンタッチで開けるけど、レインコートは着るのが面倒。

・レインコートを着ていると汗で蒸れて気持ち悪い

・何より、電車に乗るときに脱がないと周囲に迷惑をかける

 

忙しない私達の日常では 手間がかからない ことが結構大事なんだと、改めで気づかされました。

 

傘にいくらかける?

傘は必要なんだとして、いくらかけたらいいのか考えてみました。

 

1年間で雨の日は全国平均で約50日(13%)。石川県80日~長野県30日まで差はあるけれど、平均して50回をしのげればいいことになります。

 

週休2日で仕事をする私は、14日は休日だから、家にいれば雨の被害はないとして、残り36日は外出する可能性があります。つまり、

 

外出すると10日に1回の確率で雨。

んん? 意外に高頻度な印象です。

 

傘の寿命は、ビニール傘でも一般のコーティング傘でも、平均3~4年だそうです。

これを以前に書いた洋服代の考え方にはめると、

 

600円のビニール傘の場合、1回約4~6円で使えます。

2000円のコーティング傘の場合、1回約14~19円で使ったことになります。

1万円の高級傘の場合、1回約70~93円で使ったことになります。

 

 

高級傘を選んでも、コーヒー一杯より安いですし、洋服のコストと比べても安いです。

というわけで、自分の気に入った傘を金額を気にせず選んでよさそうです。

 

持つならこれ!ベストセレクト

では、どんな傘を選べばいいのでしょうか?

傘の嫌なイメージをおさらいすると、重い、かさばる、何本もためたくない、強風で壊れる、体が濡れる です。これらから少しでも解放される傘ってないものでしょうか?

 

そして、私がいきついたマイセレクトがこちら。

 

■ 一本持つならこれ!

折りたたみ、黒色、8本骨、65cm以上、ワンタッチ、たたみやすい

 

ロング傘より軽くてコンパクトな折り畳み傘、少しの風では壊れない8本骨、体や荷物を濡らさない65cm以上、仕事、葬式、プライベートで、オールマイティに使える黒色、1度の外出で何度も開け閉めするから、ワンタッチ、且つ畳みやすいもの。

大体2000~3000円位で買えます。

 

ところで、超軽量の方がいいんじゃない?と思いますか?

実はこの条件の傘で、超軽量のものはないんですよ。

超軽量って90gなんてのもあるので魅力的なんですが、基本6本骨で、少しの風で裏返るし、幅が狭くて体が濡れてしまうので、傘として十分に機能しないんです。

 

だから、予め天気予報で「雨」の日は、このベストの1本で対応します。

 

■ 携行するならこれ!

折りたたみ、超軽量(150g以下)、6本骨、60cm以上

 

いつ降るかわからない雨に、ベストの1本を常に持ち歩くのは重いので、突発的なにわか雨用に「軽さ」重視の1本を携行しています。

 

ただ軽いほど良いわけではなく、体を守るには最低60cmは必要と思います。 こちらもはじめの一本は「黒」だと色々なシーンで使えます。

 

防水スプレーの延命はあり?

生地に防水スプレーを施すと、傘の寿命を延ばすことができます。

では、どこまで寿命を延ばせるでしょうか?

 

一般傘の骨格の寿命は平均4~5年のようです。生地を修復しても骨格が壊れてはどうしようもないので、最大で5年の寿命ということになります。

 

試しに、1缶1000円のスプレーをホームセンターで買ってきて、我が家の傘にスプレーをしてみました。結果、1本のスプレーで傘3本しか使えませんでした。

 

傘の生地面積ってけっこう広くて、防水スプレーは想像以上に高くつきました。

毎年1本300円以上かかる計算です。安いか高いかどう捉えるか次第ですね。

 

防水スプレーまでは不要ですが、「使ったら乾かす」という手入れは最低限していないと、短命になってしまいます。これだけは最低しておきましょう。

 

玄関がスッキリしました!

f:id:naru443:20201107130309p:plain f:id:naru443:20201107130424p:plain

これまで、ロング傘が玄関でギュウギュウにかさばっていましたが、思い切ってなくしたら、玄関の見える所から傘がすっかり消えました!

軽量の1本はカバンに、普段使いの1本はシューズボックスに収まりました。

 

最近は、優秀な折り畳み傘が手頃な価格で手に入るようになったので、もうロング傘はいらなくなりました。

 

傘のない玄関っていいですよ~。