【よしまる流儀】作れないものだけを買う

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周りからよく「よしまるさんは、何でも作っちゃうんだね」と言われます。

そうなんです、何でもまず「作れないかな」とか「捨てずに何か使えないかな」と考えてしまうのが癖でして…

 

それは幼少期からずっと。母は、幼稚園の先生から「娘さんがゴミ箱から「まだ使える」と色んな物を出してき困っています」と言われたそうです。

 

「それくらい買えばいいのに」「ケチ臭い」「貧乏臭い」と言う人もいます。以前同僚に、風呂湯の三段活用の話をしたら、ドン引きされました。

 

でも、私にとってはお金の問題じゃなくて…むしろ生活が豊かになることです。なので、抵抗感がない人には「作ってみる」をおすすめしたいです。

 

お金をかけずに豊かさが手に入る

材料は安いのに、少し人の手が加わると、一気に値段が高くなるものって、いっぱいありますよね。

 

例えば、外食。

安い食材を使った料理でも、レストランで食べると何千円もかかります。

 

例えば、化粧品。

材料を買って混ぜれば100円なのに、買うと数千円にダンピング。

 

例えば、ジャム・ソース類。

特売の果物で、無添加のジャムが激安で作れるし、バジルペーストだって、ベランダで育てたバジルで大量に作れます。

 

苗もそう。苗1本が種一袋の価格とほぼ同じ。

 

なんなら、お湯だって太陽がタダで作ってくれます。

 

幼児服なんて3ヶ月でサイズアウトします。

よしまるは、お兄ちゃんの服にレースを付けて妹に着せてました。袖や裾に布を足して、サイズを大きくしたり、お兄ちゃんの服から型紙をとって、布から作ったり。これが楽しくて、子供服は靴以外は殆ど買いませんでした。

 

買う前に一度、自分で作れないかな?とイメージしてみるんです。

多くの身の回り品は、自分で作れて、市販品より安くて品質のいいものを手に入れることができます。

 

買うより作る方が時短

作るより手っ取り早いから買っている。そういう人は多いと思います。

フフフ、それ本当でしょうか?

 

そういえば昔、夫にらっきょうの皮剥きを手伝ってと頼んだら、断られた上に、こう言われました。「君はチマチマした事が好きだね、僕は嫌いなんだ。お金で時間を買う発想も、大事と思うよ」

 

あれはムッとしましたね(笑)…。

なにもしないアナタに言われたくないワイ!

 

家事育児を家政婦さんに委託すると年1200万円かかるという記事をみせ、私に払って頂戴と言いました。夫は「どうして?女性の仕事でしょ」とキョトンとしていましたが、時代は変わり、今その話を持ち出すと「もう言わないでくれ~」と言います(笑)。

 

話を戻して。

 

確かに、手間や時間をお金で買うのも、一つの選択ですよね。

でも、本当に作るより効率的でしょうか?

実際に比べてみると、面白いことに、そうでもありません。

 

例えば、家庭菜園。

紫蘇やネギなど、今チョッと欲しい薬味を、わざわざ買いに行くよりも、ベランダで採れば1分もかかりません。もちろん水やりは自動です(笑)。

 

洋服もそう。

使い古したロンTは、袖を切ればTシャツに、タンクトップにして夏の肌着になります。買いに行くと移動時間がかかるし、選択肢が多くて選ぶのも大変です。割り切ってしまえば、切れば5分で調達できます。

 

生ゴミは刻んで、ベランダの自作コンポストにポイ。1週間放ったらかして、菜園の堆肥になります。ゴミ捨ても週1回に減りました。これってすごく大きい!

 

外食にしても、家とお店の移動、注文に悩む時間、料理を待つ時間を考えると、家で作る方がずっと早かったりします。

 

結局、買うものが増えると、面倒が増すんだよねぇ。

もうすぐ洗剤と醤油が切れそうだから、今日はあの店とこの店に寄って…そんなの、考えるだけで鬱陶しいもん。買うものが少ないと、それだけで楽~。

 

応用できる、楽しみが増える

一つ「作れる」ができると、他にも応用できます。

家にあるナニカで代用できないかな?作れないかな?少しの工夫で「作れる」が増えると、ルーチンワークが効率化して、楽に生活できます。

 

先ほどのロンT活用を応用して、使い古したタートルネックを切って、冬の肌着を作りました。最近は無縫製下着が流行っているので、違和感ゼロです。

 

ある日、スーパーで買った小松菜を、ベランダ菜園の土に挿したら再生しました。じゃぁほうれん草は?水菜は?ミニトマトは?と品種が増えました。もちろん無農薬!

 

「できる」が増えると、できないと思い込んでいたものも「もしかしたら…」と考えるようになります。可能性は無限です!色んな視点でモノをみれるようになると、発想も沸いてきて、楽しみがどんどん広がります。

 

まとめ

いかがですか?

 

何でもまず「作れないかな」「捨てずに使えないかな」と考える癖をつけると、いいことがいっぱいあるでしょう?

 

家事の中には、作る方が買うより安くて時短で、いいモノが手に入ることが、たくさんありますから。

 

人生の中で、買い物にどれだけ時間を費やしているか、考えたことありますか?

それを時短できたら、したい事にたくさん時間を使えます。

 

作る時間は、体験、思い出、スキルアップの機会でもあり、人によっては、お金を払って手に入れるものです。プライスレスな価値がオマケされるのです。

 

「自分で作れる」が増えるってことは、生きる力が増すってことです。

いつか災害や戦争で、不便な環境に陥るかもしれません。そんな時は「自分でできる」力や工夫のレパートリーが、ものをいうと思うんです。

 

「自分で作れる」が増えると、自分の自信にもなるし、話題の幅も広がります。

「これも作れるかも」と考えるようになるので、思考の幅も広がって…♬ もうプラスのスパイラルです!

 

貧乏臭いと思いますか? よしまるはそうは思いません。

 

何かの番組で、菅田将暉さんがカバンを買わず、スーパーの袋を持ち歩いていると聞いて、「かっこいい!」と思いました。ポケットに入るコンパクトさ、圧倒的な軽さ、そして防水。破れたらプラごみに出して、新しいレジ袋に変える。

 

だから買う前に「作れないかな?」「代用できないかな」と立ち止まるようにしています。経済循環には寄与しないかもしれないけど、お財布にも、自分の時間にも、地球にもやさしいのではないでしょうか。(お部屋もスッキリ!…してるはず💦)