これからの時代、副業や投資でバイパス収入を確保するのが大事になってきます。
でも、平日に持てる自由時間は殆どありません。
詳細は上の記事に書きましたが、自由時間候補は 5H、そこから、食事を作る・片付ける、洗濯、掃除、買い物・・・といったルーチンを差し引くと、自由時間どころか7時間睡眠を削らないと回してゆけません。
そんな中で副業や投資を考えてゆくとすると、どこかで時間を作らないといけませんし、そもそも平日に自由時間が少しもないなんて、何だか悲しい人生です。
食にかける時間の割合が大きい
私としては平日だって楽しい時間をガッツリ持ちたいです。となると時間の効率化や取捨選択の工夫が必要になります。そこで、平日の時間で多くを占めているのが、食にかける時間 です。
一般的に一日の食生活にどれだけ時間をかけているかといいますと、
・食事をする:30分×3(フランス人は 135分)
・食事を作る:朝夕2食で1時間/日~
・食器を洗う:40分/日
・買い物:1時間/日
最低でも1日に 4.2 時間を食に費やしています。実際に計算すると驚きますね、起きている時間の 1/4 です!
豊かな食生活はとても大事
では、食にかかる時間を極限まで減らせばいいのか?というと、違う気がします。
食事は、家族が集い語らえる貴重な時間です。それが美味しいと幸せとを感じます。なので、食べれれば何でもいい訳じゃないと思うんです。
お金をかけずに、幸せ要素を残したまま、時短できたら最高ですね!
食事の時間はまるまる残して、買う、作る、洗うの2.5時間を何とかしたいものです。
外食はメリットよりデメリットの方が大きい
時間を減らすには、手っ取り早く外食を思いつきますが、時短かというと微妙です。
私は都市部に住んでいて、徒歩圏内に飲食店がたくさんありますが、それでも家との往復時間、料理が出るまで時間、清算時間やら合わせると、家で作る方が断然早いです。
外食で時短になるのは、会社帰りに飲食店に立ち寄るケース位です。
その上、金銭的な負担は非常に大きいです。
朝マック350円、昼マック500円、夜は松屋で350円牛丼という格安3点セットでも、1日1,200円、4人で4,800円です。30年でみると世の中平均より2,200万円も多く出費することになります。
栄養面でも偏りがちで、味付けも濃いので健康に悪そうです。
外食は、家事から逃れたい時や、非日常を味わう楽しみの一つだと思っています。
レトルトを使うのはあり?なし?
最近はレトルトのバラエティが豊富なので、時短ツールとして期待できますが、コスパの面ではかなりよろしくないです。
材料を買って自炊すれば、1人1か月1万円で生活するのは、実は十分可能です。
それなのに、レトルトは材料費が3倍以上するものが殆どです。その分1/3に時短できるかというと、厳しいです。
感覚的には、
野菜ミックス や 魚介ミックス などの材料系レトルトは比較的安いです。それでも市販の倍はしますし、「切る」時間が減るだけで、私的には費用対効果がよくありません。
ハンバーグやつくねなどの加工系レトルトは時短になりますが、かなり高額です。スーパーで作ってるものは比較的安価なので、それが半額になると買います。ただ、材料を見ると知らない化学調味料のオンパレードで萎えるので、見ないふりをします。
業務スーパーなら安いのでは?と思うとそうでもありませんでした。冷凍のフライや魚介類も、加工の手間と比べて割高です。それもそのはず、誰かの加工賃と加工会社の利益が乗っていますからね。
私としては、食にかかるお金をなるべく投資に回したい時期なので、レトルトも進んで取り入れる気にはなりません。
食に時間とお金をかけずにすむ方法は?
お金をかけずに、幸せ要素を残したまま、時短できないか?
というポリシーで、現在私がやっている方法を紹介します。発展途上だし大したことないですが、ママ友や職場で聞かれることが増えたので、ご参考になりましたらっ!
買い物の時間を減らす
買い物を週1回にする
1日おきだった買い物を、週1回2時間以内にしています。最寄りのスーパーで全て賄えば1時間で済みますが、少し遠方の肉屋さんに行きたいので2時間かかります。それでも負担はかなり減りました。
買い物に行くとついよそ見しちゃうので、それも週1回に減りましたよ。
まれに牛乳や卵が足りなくなったら近くのコンビニで買えばいいや、くらいのゆるーい感じでやっています。
作る時間を減らす
平日5日分の食事を1度に作りきる
週一回の買い物から帰ると、1~2時間かけて5日分の料理を作ります。毎回の食事はストックをそのまま、またはチンして出して、ご飯、お茶、取り皿を出すだけです。
子供でもできるので、帰りが少し遅くなる時は電話一本でお願いしています。
このストックは弁当のおかずにも活躍しています。子供は自分の好きなおかずを自分で弁当箱に詰めて行き、こちらも手間が省けてお互いWin-Winです。
ポイントは、ストックをレンジやオーブン対応の ガラスの密閉容器に入れることです。
重いのが難点ですが、食卓に出しても見栄えが損なわれず、レンジで簡単に温め直しできます。私は IKEA のガラス製密閉容器を大小揃えています。
電子レンジ料理を使いまくる
この容器で、電子レンジを使ったレシピをフル活用することで、調理時間をグンと効率化しています。1品をチンしている間に、次の1品の材料をガラス容器に入れていく作業を繰り返すと、あっという間にいくつも作れます。
鍋もフライパンも要らず、冷まして冷蔵庫に入れるだけなので、すごーく時短です。
こちらの電子レンジ料理の本はかなり参考させてもらってます。
今日、娘がレンジだけで作ってくれたカボチャカレーです。簡単すぎて所要5分。
今週はカボチャを1玉買ったので、チンして一口大に切ったものを肉炒め、サラダ、スープと1週間分のレシピに使いまくり、それでも余ったのがガラス容器に残りました。
このかぼちゃ容器にトマト缶とカレールー(テキトウに刻んだもの)を入れてチンしただけです。カボチャを入れるとバターカレー風味になるのは新たな発見です!
洗い物の時間を減らす
家事の中で一番おっくうなのが洗い物ですが、今は長くても5分あれば終わります。
洗剤を使わない
洗剤洗いは水洗いの何倍も時間がかかるので、なるべく使わないようにしていますが、前述のように、平日の洗い物に調理器具がないので、これだけで相当楽しています。
あとは、食べ終わった皿をナフキンで拭いてから流しに入れたり、油で汚れていない食器から優先的に洗うことで、かなり早く済んでいます。
ワンプレートで済ます
平日は、大きめの皿にご飯をよそい、空いたスペースにストックおかずを取ります。ご飯つぶは取り辛いので、食後におかずの残った水気と一緒にナフキンで拭きます。
これで食器の数が格段に減って、うんざり感からも解放されます。
肉と野菜が入ったスープにご飯を入れて、ワンボウルにすることもあります。要は「猫まんま」です。超手抜きですが、実は栄養バランスがよく、消化もいいのですよー。
こうしたやり方に変えたことで、買う、作る、洗う の計2.7時間が1時間になって、自由な時間が増えましたが、実際にはこれらを家族でシェアすることで、平日は「あ~もう、何もすることなくて楽っ!」な域まで進化しております。
この良し悪しはさておき、自由な時間がたくさんできたことには満足です。
週末は食を楽しむ
平日に時短をする代わりに、週末は楽しむようにしています。だって作ることも楽しいじゃないですか。何事もルールにせず、ゆるーく、気が向けば作る。テキトウです。
娘とお菓子を作ったり、お昼は生パスタにしたり。外食はほぼゼロですが、食器を変えて「おウチ外食」にしたり、お金をかけずに楽しめることってたくさんありますね。
しばらくはこのまま、平日はお金と時間優先、週末は遊び優先でいこうと思います。